FD活動報告
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FD講演会報告

FD推進委員会では、平成22年度から大学教員のFD活動に対する理解およびFD活動の推進を目的にFD講演会を実施してきている。平成25年度も1回の実施があり、多くの教職員が参加し充実した講演会となった。講演会の概要およびアンケートの結果について以下に記録しておく。

  • 日時:平成25年9月24日(火) 14:00~16:00
  • 会場:宮崎キャンパス2階 会議室/都城キャンパス1階多目的会議室テレビ会議システムにて実施
  • 講演テーマ:「発達障害のある大学生への理解と対応」~富山大学アクセシビリティ・コミュニケーション支援室の取り組み~
  • 講師:桶谷 文哲 先生 (富山大学 学生支援センター 特命講師)
  • 参加人数:40人【宮崎キャンパス 19人/都城キャンパス 30人】

「気になる学生」という言葉が大学内でも普遍化している。また、「発達障害」についても多くのメディアで取り上げられるようになってきている。発達障害とは◇自閉症スペクトラム障害(ASD)(Autism Spectrum Disorder)自閉性障害、アスペルガー症候群、特定不能の広汎性発達障害。◇注意欠如・多動性障害(ADHD)(Attention Deficit /Hyperactivity Disorder ) 。◇ 学習障害( LD ) ( Learning Disabilities ) 、 発達性協調運動障害( DCD )(Developmental Coordination Disorder)等に大別される。

その概念を理解するポイントとしては1.先天的な脳機能の障害(育てられ方が原因ではない)。2.独特な思考や行動の特性により、生活に支障がでることが問題。3.周囲から見てすぐに気付かないことが多い(見えない障害)。4.本人には発達障害による特性だと自覚することは難しい。5.周囲の理解と関わり方によって問題が解消することも多い。6.医学的な診断基準はあるが、教育や相談・支援の現場では、エピソードや状態像から特性や支援ニーズなどの判断(見立て)を行うことが多い。等があげられる。2005年4月に制定された「発達障害者支援法」において大学及び高等専門学校が、発達障害者に適切な教育上の配慮を行うことを定められた。また、2013年6月に障害者差別解消法が制定され、3年後の施行後は教育機関における合理的配慮の提供が義務付けられる。

この講演では、講師の桶谷先生より、すべての学生の「社会的コミュニケーションの問題や困難さ」に焦点を当てた支援を「包括的(トータル)」に実践している富山大学アクセシビリティ・コミュニケーション支援室 トータルコミュニケーション支援部門の実践事例を通じ、発達障害の特性を正しく理解するとともに合理的教育上の配慮を学生支援に反映し、有効な支援体制の構築を検討していくにあたって数多くの示唆をいただいた。

アンケート結果(PDF:85KB)

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