臨床栄養学研究室日記
臨床栄養学研究室 大浦 しおり
今春より社会人生活をスタートさせた大浦さん。
彼女が学生時代に最も力を入れたのは研究。
そんな彼女に心の日記を語ってもらいました。

研究室では実地に備えての実習も…。写真はキャリパーを用いて皮下脂肪厚を測定し、その数値から栄養状態を評価する練習風景。

聞き取り調査の訓練風景。患者さんだけでなく、その家族とのコミュニケーションも管理栄養士の重要なスキルの一つだ。

大浦さんたちが使用している国試対策用の参考書。正直、かなりの厚みだ!

管理栄養士はパソコンも必須スキル。図形やグラフ制作なども勉強中だ。

卒業研究について、その目的と方法、考察を書き込んだ大浦さんの計画表。

近年、急増中の栄養剤や製剤、調整食品などの学習も欠かせないらしい。

塩分濃度計も管理栄養士がよく使用する機器。覚えることはいっぱい
そうだ!糖尿病患者への栄養指導を研究してみよう
2008.4.9
今日はゼミ生5人が全員揃う日。いよいよ臨床栄養学研究室での日々がスタートだ!私がこの研究室を希望した最大の理由は、病院で働く管理栄養士になりたい私にとって、現場経験を数多く積んでこられた臨床栄養学のスペシャリストである上に、優しく楽しい田代先生に魅力を感じたから。で、この日、最初に行ったのはゼミ生一人ひとりの机決め。実は指導教員の古木美香先生が、ココで管理栄養士の国家試験対策も行ってくれるのだ。よし!放課後も、しっかりココで勉強するぞ。
2008.4.11
海野さんの誕生会を行う。各自なにか一品、おかずかデザートを作って来よう!ということで、私は、数日かけてじっくり煮込んだ牛の軟骨煮込みを持参。ちょっとマニアックすぎちゃったかな(笑)。でも、思ってた以上にみんな喜んでくれたので良かった。海野さん、お誕生日オメデトウ!これからもよろしくね。
2008.4.15
全員が集まりゼミの年間計画及び研究テーマの検索を行う。卒業論文に向けた研究テーマに関しては、最初はメタボリック関連か、疾病や老化などの原因により飲食物の咀嚼や飲み込みが困難になる嚥下障害についての研究を考えた。けど、田代先生のアドバイスに加え、研究に協力してくださる病院の管理栄養士さんから、病棟に糖尿病患者さんが多いという話も伺い、急遽方向転換。「なるほど!研究対象者が多い方が研究の精度もあがるし、なにより将来の仕事に直接役立てることができそう」と判断。糖尿病患者を対象とする研究をしよう!と心に決める。
ツカミはOK?国家試験も頑張るぞ
2008.4.17
国家試験対策のチェックテストが行われる。ちなみに私は11問中7問正解。ん~、第1回目のテストとしてはまずまずかな。で、その後は、待ってました!内海さんの誕生会。今回は趣向を変えて、みんなでケーキを作ったり、手巻き寿司を作ったりしてみちゃった。なかなかの盛り上がり。バイキング形式も大正解だったみたい。
2008.4.21
チェックテストの第2回目。今回は20問中15問正解ということで、まあ、こんなもんか…。急いてはことを仕損じるという、ことわざもあることだしね。ていうか、もしかして私って、余裕ありすぎ?
いつの日か臨床現場で役立てたいんだ…必ずね!
2008.4.22
今日は「研究テーマの決定と論文の書き方・まとめ方」の日。で、最終的に私が選んだ研究テーマは「管理栄養士が行う糖尿病患者の栄養指導に対する調査」。研究方法としては、協力病院で、数人の患者さんにアンケートを実施し、患者さんの栄養指導に対する認知度や理解度、実践度をメインに、その家族の協力度などまで調査し最終的にグラフ化。それがどのくらい検査値に影響しているかを見るつもり。で、この日、ちょっと感心しちゃったのが、海野さんの高齢者に関する研究内容。高齢者の味覚を探るために、口で感じる塩分を学生と高齢者で比較実験するという計画があって「なかなかやるな」って感じ。もちろん、他の人たちも、しっかりテーマが絞られてて、内容も面白そうなものばかり…。というわけで、田代先生のGOサインももらえたし、さっそくアンケートの項目づくりを開始しなきゃね。目標は、この夏までに卒業論文を仕上げてしまうこと。試験対策もあるし、就職活動も忙しくなるしね。でもとりあえずは、みんなで計画中のお好み焼きパーティーと焼き肉パーティーを終わらせてから始めよっかな。
大浦 しおり健康栄養学部 管理栄養学科 2009年3月卒業 宮崎県/都城泉ヶ丘高校出身 看護師である母親の影響もあり、管理栄養士を志すように。2009年5月、憧れであった管理栄養士の国家試験に見事合格し、多くの患者たちとの出会いをスタートさせた。 |
田代 晶子 講師臨床栄養学研究室 臨床栄養学のスペシャリストとして、様々な傷病者や摂食機能の低下した高齢者などを対象に栄養ケアを実施・研究。「フレッシュな学生達と地域に出かけていくのが楽しみです」 |








