OBの仕事
管理栄養士 中村 まゆみさん
本学OBの中村さんは今、どんな夢を胸に秘め、どんな仕事に打ち込んでいるのでしょうか。その日常を語ってもらいました。
チーム医療って、こういうことなんだ。まだまだ半人前の管理栄養士だけど…。
患者さんから頼りにされる存在になると同時に、病棟からも厨房からも必要とされる存在になること。それが中村さんの一番の目標だ。「まだまだ先輩方に学ぶことがたくさんです」。
患者さんの健康を食事の面から守るために
病棟との密な連携の中、栄養計算を行い入院患者さんたち一人ひとりにあった栄養量を計算し、献立を作成していくこと。ひとことで言えば、それが病院に勤める管理栄養士としての私の役割です。といってもコミュニケーションをとっていく相手は、医師や看護師さんたちだけではありません。患者さんたちとも日々、触れ合っているんですよ。食事の時間になると患者さんごとに作成されている栄養管理計画書を手に自分の担当病棟へ行き、患者さんがちゃんと全量摂取できてるかとかをチェック。場合によっては、直接患者さんから「ちょっと硬くて食べにくい」とか「これは苦手」とか、そんな要望を聞き出し検討していくことも大切な仕事なんです。というか、そこの工夫が一番、重要な部分かもしれません。できれば患者さん全員に好きなものを食べさせてあげたいのですが、どうしても栄養バランスを考えると毎日そういうわけにはいかなくて…。でも、それだけに「美味しい」と喜んでくれた時の嬉しさはひとしおです。
考えないといけないのは栄養だけじゃない!
もちろん厨房の調理師さんたちとの関わりの深さは言うまでもありません。たとえば食中毒などを防ぐために、さまざまな調理の中心温度を確認したり、味見を行ったり。さらには食札通りに食事が配膳車に積まれているかのチェックを行ったり…。また献立表に基づいた食材の発注も私たちの仕事です。難しいのは、大量調理には相応しくない野菜や大量に入荷できない魚などがあったりすること。それと献立を考える時に、材料が余らないように適切な量を用意することや材料費も考えないといけないことですね。そう、病院経営も視野に入れていく必要があるんです。
たまには料理の腕も磨いておかなきゃ…
そんな私が仕事のやりがいを感じる瞬間は、やはり患者さんたちの笑顔に触れた時ですね!たとえばひな祭りや花見の時期などに、ちらし寿司などの特別な料理を用意したりもするのですが、そうした時は、たまに私たちも調理に腕をふるったりするんですよ。また「私たち管理栄養士も患者さんたちの健康を支えているんだ」と、常にチーム医療の一員であることを実感できることも誇りに感じています。面白いなって思うのは、プライベートな時でも、スーパーマーケットなんかで、旬の野菜や果物にチェックを入れたり、総菜やお弁当コーナーで具材のヒントを探してしまうこと。私ってホントに、この仕事が大好きみたいです(笑)。

しっかり温度管理された冷蔵庫には様々な食材がいっぱい!鮮度&数量チェックは欠かせない。

厨房での味見も管理栄養士の必須事項。栄養面だけでなく、美味しさを求めることも重要だ。

パソコンに入力している献立にそって食材の発注書を作成。なんと献立は一カ月前から作っていくという。

昼食時、自分の担当病棟へと向かう中村さん。チーム医療の一員であることを実感できる瞬間だ。
中村 まゆみさん
弘潤会 野崎病院勤務
健康栄養学部管理栄養学科 2007年3月卒業
宮崎県/宮崎北高校出身
南九州大学を卒業と同時に栄養教諭1種、栄養士の資格を取得。卒業後、国家資格である管理栄養士の受験に挑戦!合格を果たす。
管理栄養学科 卒業後の進路 (2007年~2008年度)
(医)にしぞの内科、(医)愛誠会昭南病院、(医)同心会古賀総合病院、(医)同心会谷口病院、医療法人杏林会三股病院、医療法人久康会平田病院、医療法人慶明会おび中央病院、医療法人社団高信会辰元病院、医療法人善人会宮崎善人会病院市民の森病院、医療法人友光会整形外科押領司病院、医療法人隆誠会延岡保養園、横山病院、介護老人保健施設長寿の里、海老原記念病院、宮崎大学医学部、財団法人弘潤会宮崎東病院、財団法人弘潤会野崎病院、社会福祉法人黒潮会、社会福祉法人春生会、社会福祉法人特別養護老人ホーム霧島の園、社団法人八日会、大誠会内田病院、湯布院厚生年金病院、野崎病院、日清医療食品(株)、梅野保育園、サンネットワーク(株)、シダックス(株)、丸玉食品(株)、宮崎県健康づくり推進センター、古賀総合病院、戸嶋病院、JA児湯、JA尾鈴、延岡市立南中学校、宮崎県、宮崎県警察本部、宮崎市役所、宮崎南小学校、串間市、県立宮崎病院、航空自衛隊、高岡中学校、高鍋東中学校、社会福祉法人宮崎県社会福祉事業団、日南市職員、日之影町役場、平和台病院、檍中学校、檍北小学校、他多数




