南九州大学は、「食」「緑」「人」に関する基礎的、応用的研究をすすめ、専門分野において社会に貢献寄与できる人材を育成します。

学部学科・大学院

教職課程

複雑化する現代社会の教育現場に不可欠である確実なスキルと豊かな人間性をもった人材を育成します。

事前の導入科目を設けて、万全なサポート体制を準備

2年次前期に開講される『教職概論(環境園芸学部)』・『教職ガイダンス(健康栄養学部)』が教職課程への第一歩。最初に教職課程への目的意識をはっきりさせ、心構えを身につけ、今、教師に何が求められているのかを学生たちに認識させます。その上で審査を行い、合格した学生のみが教職課程の専門科目を履修できるのです。
また、教育実習の前には、模擬授業を体験。実際の教育実習の予行練習もできます。さらに実習後の指導でも各自の問題点などを確認し合い、一致団結して教員免許の取得を目指します。

教職取得フローチャート

1年次

■教職に必要な共通教育科目を履修する
憲法/体育実技(スポーツプログラム)/外国語/哲学/コンピュータ実践入門(情報処理)

■中・高校理科免許に必要な共通教育科目を履修する
生物/科学/物理/地学

2年次

■教職概論または教職ガイダンスを受講する
受講後、資格審査(テスト・面接など)を受けて合格する

■教職課程に入り、教職科目の受講を始める
教育原理または教育学概論/生徒指導・進路指導

3年次

■教職専門科目
教育心理学/教育制度論/教育の方法と技術/教育実習事前事後指導/農業教科教育法(農業免)/理科教科教育法(理科免)

■農業に関する専門科目
専門科目と関連科目を履修

■理科に関する専門科目
生物実験/科学実験/物理実験/地学実験/関連科目を履修

■栄養学に関する専門科目
学校食教育論I・II

■介護等体験実習
(中免のみ7日間:栄養教諭を除く)

4年次

■教職専門科目
教育課程論/特別活動/道徳教育の研究/青年心理学/教職総合演習

■教育実習
中免(理科)は3週間、高免(理科・農業)は2週間、栄養教諭免許は1週間

■農業に関する専門科目
3年次に引き続き履修

■理科に関する専門科目
3年次に引き続き履修

■栄養学に関する専門科目
3年次に引き続き履修

取得可能な教職免許と免許教科

学部学科 免許状の種類 ( )内は免許教科
環境園芸学部
[環境園芸学科]
●中学校教諭 1種免許状(理科)
●高等学校教諭 1種免許状(理科)
●高等学校教諭 1種免許状(農業)
健康栄養学部
[食品開発科学科]
健康栄養学部
[管理栄養学科]
●栄養教諭1種免許状
人間発達学部
[子ども教育学科]
●保育士資格
●幼稚園教諭一種免許
●小学校教諭一種免許
※本学部では、上記3つの資格・免許のうち、同時に最大2つの取得(保育士資格+幼稚園教諭一種免許または幼稚園教諭一種免許+小学校教諭一種免許 の2通りの組み合わせ)を目指すことが可能です。

学生の声

生徒たちに、緑の大切さと命の重さをしっかり伝えたい。

小倉 秀弥 地域環境学科
滋賀県/八日市南高校出身

私の人生の転機は、農業高校で農業を学んだことでした。日々植物や動物と接していくなかで、先生方のとても熱心な取り組みを目の当たりにし、自分のなかの自然に対する価値観が大きく変わったような気がします。

そして、緑の大切さや命の重さを生徒たちに伝えていきたいと思ったのが、教職をめざした大きな理由です。教職課程の講義では、生徒の心理状態や学校教育における法令などを学んでいます。また、事前事後指導の授業では、クラスの仲間を生徒に見たてて、模擬授業に挑戦。ともに良い部分や悪い面を指摘し合います。これをやり遂げたあとの達成感は大きかったですね。

教職課程を受けるということは、将来、学校の教壇に立つということ。単に資格を取りたいから、といった安易な動機ではなく、将来指導する生徒たちのためにも真摯な姿勢で取り組んでほしいと思います。

迷っているならチャレンジすべき。きっと自分の力になるはずです。

林田 飛鳥 造園学科
京都府/京都府立農芸高校出身

私が教職課程を選んだのは、教育実習生として胸を張って母校へ帰りたかったから。そして、いまの自分がどこまで頑張れるのか試してみたいという思いもありましたね。

実際に実習を体験してみると、楽しさの反面、指導することの難しさも実感しました。とくに、夏休みや冬休みの集中講義がたいへんで、生徒のときにはわからなかった先生の苦労が少し理解できたような気がします。でも、自然の大切さや農業の楽しさを生徒たちに伝えることができるのは、本当に幸せなこと。

何事も前向きに考え、興味をもって取り組めば思いは伝わるし、自分自身も大きく成長できると思います。いまはたいへんなことでも、やり遂げたときには必ず力になる。教職課程の選択を迷っているなら、ぜひチャレンジしてみるべきだと思います。

教育実習での子どもたちとの出会いは、とても貴重な経験になるはず。

石川 万実 園芸学科 園芸学コース
広島県/広島三育学院高校出身

教育課程で最も心に残っているのは、やはり教育実習です。実際に子供たちを前にして教壇に立つと、イメージしていたこととは違った難しさに直面します。実験の下準備をしたり、授業を進めていくうえでの段取りを考えたり、さまざまなことに気を配らなければならないので少したいへんでした。しかし、実習期間中は体育祭などの行事もあったので、子どもたちとの交流も深められ、楽しく過ごすことができました。

教育課程を履修すると、当然、授業の数は増えます。でも、そこで学んだ知識や実習で得る体験は、本当に貴重な糧となるはず。いつか教壇に立つ日を夢に描いているのなら、ぜひチャレンジしてほしいですね。

教育に対する想いを胸に抱いて、信頼される教師をめざしています。

宮城 英雄 地域環境学科
沖縄県/八重山農林高校出身

私は、農業の素晴らしさや楽しさ、奥深さを多くの人に伝えたくて教職課程を選択しました。授業は難しくてたいへんなこともありましたが、興味深い内容が多く、積極的に取り組むことができました。なかでも「心理学」は、印象深い授業のひとつ。精神と身体の発達が児童・生徒におよぼす影響などを考察し、教職の現場でも役立つ知識をたくさん学ぶことができました。

また、教育実習では多くの生徒たちとの出会いが思い出に残っています。生徒に大学のことを聞かれたり、夢を話してもらったりしたときは、自分への信頼感が感じられてとてもうれしかったです。現在の目標は、教員採用試験に合格すること。教育に対する熱い想いを胸に、まっすぐに努力していきたいと思います。

育てる喜びを伝えたい。だから、教師をめざします。

山中 宏之 園芸学科 環境保全園芸学コース
山口県/柳井高校出身

将来、農業高校の先生になりたくて、いまは教職の免許取得に向けて勉強しています。植物、とくに果樹は、人が手間をかけないとうまく育ちません。

それだけに、実ったときの喜びは大きく、その気持ちを多くの生徒に伝えられたらと思っています。教師には、専門の知識以上に、豊かな教養が必要。これからもいろんなことにふれながら自分自身を高めていけたらと思います。

教育実習で、教える喜びを実感。夢への思いがより強くなりました。

糸数 琴美 園芸学部 食品工学科
沖縄県/八重山農林高校出身

高校で学んだ食品の知識をもっと深めたいと思い、この学部へ進学。現在は、保存方法や製造技術について学んでいます。将来は高校の教師になるため、教職課程を履修。

4年生の前期で体験した実習は、最初とても緊張しましたが、生徒たちに「先生」と声をかけられるたびに気持ちも高まり、夢への想いがさらに強くなったような気がします。教職の勉強はたいへんだけど、諦めずに最後までがんばります。

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