環境造園学部 地域環境学科
2009年4月、園芸学部と環境造園学部は統合し、環境園芸学部になりました。現在、環境造園学部での募集は行っておりません。
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豊かな自然と確かな指導のもと、自然との共生のあり方を学ぶ。

近年、生き物の生息空間の破壊や生活環境の悪化など、さまざまな環境問題が生じています。こうした問題に対処するためには、自然の本質を知ることが不可欠。地域環境学科では、自然と社会との関わりを理解しながら、失われた自然を再生修復し、自然との共生が可能な社会を築くことをめざします。
豊富な実験・実習プログラム

実習には、渓流や干潟などをフィールドにして環境再生修復の基礎を学ぶ「陸水環境調査実習」や、空気や土壌環境を測定する「環境基礎実験I・II」などがあります。実際に自然に触れることによって、教科書で学んだことを確認。それまで気がつかなかった発見の喜びが待っています。
文理融合の教育課程を採用。
環境保全や資源リサイクルへの取り組みを中心にしたプログラムでは、資源循環型社会の仕組みについて学ぶ「環境社会学」や、人間と自然の共生という視点から地域計画の方向性を探る「地域計画論」などがラインアップ。循環型社会の実現に向け、自然科学と社会科学の両面から地域環境をとらえる文理融合の教育課程を採用しています。
自然との共生に役立つ資格の取得をサポートします。
所定の科目を履修すると、卒業と同時に測量士補や学芸員の資格が取得できます。また、所定の科目を履修することによりビオトープ管理士2級試験の一部が免除されます。このほか、所定の実務経験を積むことにより、土木施工管理技士や造園施工管理技士などの資格試験も受験できます。
みなさんへのメッセージ
周辺には、動植物の命の営みにあふれたキャンパスが大きくひろがっています。豊かな自然を格好の題材として、地域で生じるさまざまな環境問題の現実や、自然との共生のあり方を学んでください。
豊富な実験実習プログラム ― 自然科学 ―

渓流や湿地、干潟などキャンパス周辺の水辺をフィールドとして環境再生修復の基礎を学ぶ「陸水環境調査実習」「環境緑地論及び実習」、自然環境の多様性についての理解を深める「環境植物学実習及び演習I・II」、生物生存の基盤となる空気や土壌環境を測定する「環境基礎実験I・II」、「環境保全型農業実習」があります。
ビオトープ作成実習(ビオトープ管理士資格試験一部免除学科)
ビオトープとは、野生の生き物たちが生まれ育つ生息空間。自然のいたるところにあり、小川や雑木林、干潟などでも見られる。かつては豊かにひろがっていたビオトープも、環境の変化とともに減少。現在、さまざまな分野でビオトープづくりが進められ、地域環境学科でも積極的に取り組んでいる。生態系の実態を知り、生き物たちの鼓動にふれる瞬間。そのとき、"環境"の本当の意味が見えてくる。
文理融合の教育課程 ― 社会科学系 ―
自然との共生のためには自然環境に見合った循環型社会を達成するための社会科学的側面からのアプローチも必要です。このため、自然科学と社会科学の両面から地域環境をとらえる文理融合の教育課程も採用しています。
社会地域学実習風景 地域環境に関する社会構造的アプローチ。 ― 地域社会学系 ―

地域社会は、住民、企業、行政などの主体的要素が相互密接な関連のもとに成り立っています。これらの主体が、どのような相互関係をもち、どのような意思決定をするかは、地域住民の生活や意識のみではなく、産業・経済、政策・行政、自然環境のあり方にまで影響を及ぼします。地域社会学Iでは、社会学や地域社会に関する基礎理論を中心に学びます。地域社会学IIでは、特に大規模開発事業や廃棄物処理計画などに関する社会構造的分析を通して、環境保全型の持続可能な社会形成について展望します。
野外の樹や草を観察しながら環境の"いま"を知る。 ― 環境植物学実習及び演習 ―

私たちの身のまわりに自生する植物をじっくり観察しながら、種の違いや生態的特徴について学習します。キャンパス内の広大な自然をフィールドにして、樹木や雑草への理解を深めます。大学周辺の森林や人里での植生調査を通じて、森林生態系や絶滅危惧植物種の現状について考察します。夏休みに、県外での野外実習を実施することによって、広く日本の自然環境の現状についての認識を深めていきます。
目指す卒業後の進路(例)
ビオトープの考え方と測量技術を修得し自然再生事業、多自然型事業に関わる業務に就くことが可能です。環境再生事業に対する社会的コンセンサスが得られるようになれば、さらに需要は高まるものと考えています。また、大学院へ進学し自然への姿を探求する道や、教員として自然環境教育をおこなう道も開けます。
この他、地域計画コンサルタント企業、環境関連企業、ゼネコン、JA、森林組合等が考えられます。
研究室紹介
環境植物学研究室教授 長谷川 二郎
絶滅が危惧されている植物の分布と生態的特徴を明らかにし、その保全のための方策を考察します。環境の変化に敏感に反応するコケ植物を環境指標として、地域における環境汚染や自然環境の改変の状況を分析します。 |
緑地保全学研究室教授 北村 泰一
水辺林再生や荒廃地への植裁などの森づくり、ビオトープ・ネットワークを基盤として、自然環境の再生、渓流生態系のしくみを解明します。また土砂災害・水害を防ぐための研究等を通じて、地域固有の自然を保全し、共生する方法を探ります。 |
資源植物生産学研究室教授 廣瀬 大介
種々の環境条件や栽培管理が作物の生育に対し、どのような影響をおよぼすのかを多量要素のひとつである窒素の吸収・同化過程と地下部(根系)の発達様相から解明し、より良い環境と調和した作物栽培のあり方を探ります。 |
地域環境計画研究室教授 渡辺 昭治
今後の循環型社会経済の方向をめざして、クリーンエネルギーの役割や里山の地域環境保全に果たす多面的機能を明らかにしながら、最終的には、自然と人間社会との調和をめざす地域環境計画のあり方を考察します。 |
地域社会論研究室准教授 章 大寧
現代社会を支えているのは大量生産・大量消費・大量廃棄という資源の無駄遣いシステムです。地域社会における資源利用の過程を実態的に調査・分析し、持続可能な資源循環型の社会モデルを提案します。 |
地域経済研究室准教授 姜 景求
地域経済が世界経済とより密接になってきました。また、世界規模の環境規制は地域経済活動の制約となりつつあります。私たちの研究室では地域経済に関わる国内外の諸社会現象を数量的にとらえ、地域経済との関連を分析・予測します。 |











