南九州大学は、「食」「緑」「人」に関する基礎的、応用的研究をすすめ、専門分野において社会に貢献寄与できる人材を育成します。

Natural Beauty な人々
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山口健一 教授

宮崎で世界とコミュニケーションしながら 生態系を修復するバイオ(生物)を探そう

海外から導入・侵入した動植物により、今、日本の農業生態系が乱されています。特に、南九州は温暖な気候ゆえに、外来種の雑草が容易に繁殖してしまう。この生態系をレメディエーション(修復)するバイオ(生物)を探索・機能解析するのが、私の研究です。

化学合成農薬で、周辺の生物を皆殺しにするのではなく、天敵となる微生物(カビなど)の働きで、雑草を枯らしてしまおうという作戦です。

自然界に存在する微生物を用いての雑草制御法なので、もちろん環境にやさしい。ニュージーランドなどではすでに実用化され、環境先進国のカナダやヨーロッパでも期待のかかる方法なのです。

私は現在、宮崎で研究に取り組んでいますが、北海道の大学や東京の企業と協力しあい、共同で研究を行っています。また、常に海外の研究者ともメールでやりとりをして、ネットワークを育んでいます。宮崎にいても、世界は近い。これも私の研究室で学んでほしいことのひとつです。


山口教授の研究を知ろう

●バイオレメディエーションって何?

生態系など環境のレメディエーション(修復)を有用なバイオ(生物)で行うこと。

山口教授の研究の場合、外来雑草の制御が目的だけど、土壌や水質の改善に役立てられることもある。


●コンパニオン・プランツの研究も!

違う種類の植物を一緒に育てることで、互いに成長促進させたり、病害虫を防いだりできる。

山口教授は、植物の葉や根に共生する微生物の働きに注目。イチゴやハーブで実用化に向け研究中。


プロフィール

山口 健一 教授

環境園芸学部 環境園芸学科
大学院 園芸学・食品科学研究科

千葉大学大学院修了後、米コーネル大学研究留学を経て、三井化学の研究所で経済産業省などの環境・植物バイオ研究プロジェクトを遂行。2006年より本学の教授に。

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