第45回技能五輪全国大会で銅賞
2008年03月30日 更新

第45回技能五輪全国大会に南九州大学環境造園学部造園学科3年生の佐々木千枝子さんが宮崎県代表として出場し、宮崎県内最高位の銅賞を受賞しました。
同大会は、中央職業能力開発協会の主催、厚生労働省の後援により、東京・千葉を中心とした会場で、満23歳以下の若者を中心とした「技」の日本一を競う大会で、43の競技種目に980人が参加して平成20年2月29日~3月3日の4日間開催されました。
参加した造園部門は、今年度は1人で取り組む課題で競技時間は11時間。2.5メートル×3.5メートルの区画に高・中・低の樹木を植栽し、石積みや竹垣の施工、延段や小舗石(通称:ピンコロ石)によるストーンサークルを施設する内容です。中でも石積みは、少々角度が与えられているため、摘むときには高度な技能が要求されます。同じく、小舗石のストーンサークルでは、同じ形の石を使って、うまく円を描くことができるかが、技能の見せ所になります。また、御影石敷きの上に置いてある素焼き鉢(テコラッタ)には、季節の花を植えて、モダンな雰囲気を醸し出しています。
競技のポイントは、美の感性、緑化の技術を駆使して、身近な自然を創造することです。 佐々木さんは、今回の大会を振り返って「施工とデザインでは、完成したときの達成感が違う。完成した作品を人に見てもらえるのが施工の魅力」と語ってくれました。
<技能五輪全国大会とは>
技能五輪全国大会は、1963年(昭和38年)の第12回国際大会への派遣選手選抜のため、全国を3ブロックに分けて実施された地方大会の上位入賞者を集め、東京の企業10会場で開催されたのが第1回大会です。
全国大会への出場選手は、各都道府県職業能力開発協会が行う地方予選あるいは推薦等により選抜された者としています。
<技能五輪国際大会とは>
技能五輪国際大会は、正式には国際技能競技会(Word Skills Competition)と呼ばれています。
1947年(昭和22年)にスペインで行われた世界大戦後の青少年対策としての国内競技会に源を発し、1950年(昭和25年)にスペインの職業青年団が提唱して隣国ポルトガルとの間で各12人の選手がスペインのマドリッドで技能を競ったことが技能五輪国際大会の始まりと言われています。その後、逐次参加国および出場選手の増加をみて、若い技能労働者の祭典と呼ばれるにふさわしい行事に発展してきています。この大会には、憲章が定められており、大会の目的は、参加各国における職業訓練の振興と青年技能者の国際交流、親善を図ることとされています。
また、この大会は国際職業訓練機構(International Vocational Training Organization)によって運営され、同組織委員会のメンバーは、加盟各国からの公式代表及び技術代表により構成されています。
日本からは、中央職業能力開発協会が同機構のメンバーとなっており、国際大会に日本選手を派遣しています。
大会は、現在2年に1度(奇数年)開催されており、大会の参加資格は、大会開催年に22歳以下であることと決められています。




