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パレスチナ自治区ジェリコ市において果樹の試験栽培を開始しました

2015年01月08日 更新

パレスチナ人と試験区にグアバを植え付ける竹内真一准教授(左)

パレスチナ人と試験区にグアバを植え付ける
竹内真一准教授(左)

パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区では農業に用いる水の確保が質的にも量的にも困難を極めています。そのため、下水処理水を農業利用するための試みが始まっています。

緑地生態工学研究室では、鳥取大学乾燥地研究センターの"パレスチナにおける下水処理水および脱塩処理水を利用した熱帯果樹栽培"と題する特定共同研究が採択され、ジェリコ市の下水処理場敷地内にて、グアバ・マンゴーの栽培試験区を設置し、生育試験を平成26年12月に開始しました。ジェリコ市は世界で最も低い所にある都市で、真夏には40℃以上になる環境です。

スーツケースに土壌水分や気象環境測定装置、灌漑制御装置を入れて、ドバイ・ヨルダン経由で搬入し、6日間で空き地に試験プロットを設置しました。土壌水分に基づくドリップ灌漑を用いた自動灌漑制御により、適切な根圏水分塩分状態が確保できます。

これからパレスチナ自治区の農業機関と共同で、過酷な環境条件下で生育させるための諸課題の克服に取り組みます。

試験プロットを設置する前の空き地(元ナツメヤシ圃場)

試験プロットを設置する前の空き地
(元ナツメヤシ圃場)

試験プロット完成(2014年12月現在)

試験プロット完成(2014年12月現在)

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