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庭園デザイン学研究室が妙心寺東海庵(京都)にて研修を行いました

2018年04月03日 更新

環境園芸学科の庭園デザイン学研究室では、研究室の研修として、京都にある「妙心寺東海庵」庭園で3月27日、28日の2日間にわたり測量及び植栽調査などを行いました。

「妙心寺東海庵」は妙心寺の塔頭寺院の中でも由緒ある妙心寺四派(しは)の一つ「東海派」の本庵で、趣の異なる美しい3つの庭があります。書院西庭「東海一連の庭」(史跡名勝)は、不老不死の神や仙人が住むという三島を表した枯山水庭園。書院南庭は、七坪の空間に一直線に並ぶ大小7個の石と、波紋を描くような白砂が印象的な枯山水の坪庭。また方丈南には、一木一草もない一面の白砂の「白露地(はくろじ)の庭」があります。

昭和期を代表する日本の作庭家、重森三玲が昭和30年代に実測し図面を作成していますが、そこには白露地(はくろじ)の庭がありません。そこで、当研究室専攻生(6名)で、トータルステーションシステムを用いて測量し、図面を作成しようという試みをとなりました。また、昔の図面から50年以上を経った今、何が変わったのかも調べることになりました。

大学の授業や実習で学んだ内容を実践で活かす場となりましたが、実際の現場で測量してみると、とても難しく、かなりの時間を要しました。北山造園の副代表で庭師である北山浩士さんのご指導を得ることもでき、2日間の制限時間内に測量と調査を終えることができました。また、植栽は、なくなってしまっているもの、新しく生えてきているもの、位置が変わっているものなどを把握することができました。

最後に、枯山水の砂紋をひく、というなかなか体験できない作業もさせていただきました。直線は息を止めて、一歩も止まってはいけない、と指導され、普段では見られないような真剣な面持ちで作業していました。正円も何度も何度も引き直しました。禅僧の修行のような心持も体感することができました。

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