南九州大学は、「食」「緑」「人」に関する基礎的、応用的研究をすすめ、専門分野において社会に貢献寄与できる人材を育成します。

新着情報
トップページ  >  新着情報  >  管理栄養学科  >  管理栄養学科の学生が「教育ファーム」で農業を体験

管理栄養学科の学生が「教育ファーム」で農業を体験

2010年02月15日 更新

JAえびの市青年部と本学健康栄養学部管理栄養学科は、農林水産省平成21年度にっぽん食育推進事業「教育ファーム」推進事業の一環として、「食と農をキビリ隊」を結成し、9ヶ月間の活動をしてきました。

食と農の乖離が懸念される中、食農教育を推進していくためには、食と農の専門家がそれぞれの分野を理解することが大切です。農業体験や食の交流会を行うことにより、お互いの分野の理解や知識を深め、食育の輪を広げていくことを目的にしています。

「教育ファーム」

農林水産省平成21年度にっぽん食育推進事業で行われているプロジェクトです。

教育ファームは、生産者(農林漁業者)の指導を受けながら、作物を育てるところから食べるところまで、一貫した「本物体験」の機会を提供する取組みです。体験を通して自然の力やそれを生かす生産者の知恵と工夫、苦労や喜び、食べものの大切さについて実感をもって知ることが教育ファームの目的です。

そこで、この制度を利用して、JAえびの市青年部と我々管理栄養学科が「食」と「農」を結びつけ、この体験を通じて、「食農教育」ができる人材を育成していこうというのが今回の狙いです。

「食と農をキビリ隊」
キビリ隊2009

「結ぶ」という文字をえびの地方の方言ではキビルと言います。

本学(管理栄養学科)が「食」の専門家として、そしてJAえびの市青年部が「農」の専門家として、専門知識を持ちあって、食と農を結んでいこうとの思いが込められています。「食べ手」と「作り手」を結ぶことにより、食べることの大切さ、作ることの尊さを共に学び、伝える役割を目的としています。

「サツマイモ作り」

5月に初めて学生達は圃場に立ちました。今回の農業体験では学生達を5班に分け、それぞれの班にJA青年部から班長、インストラクター数人に入ってもらい、メインの作物となるサツマイモを、うねたて作業やマルチ張り作業の後、宮崎紅、頴娃紫など7種類を定植。トウモロコシの種も蒔きました。

サツマイモつくり(1)サツマイモつくり(2)
サツマイモつくり(3)

最初は、緊張していましたが、だんだんと慣れていくうちに、靴じゃダメだと裸足になる一幕も。学生達の率先した行動には、ただ、農業生産を体験して、ご飯を食べて、交流して終わりではなく、今回の目的を達成するためにキビリ隊としての役割の重要性を認識していたようです。

「収穫後」

収穫されたえびの産のサツマイモは、学園祭で「焼き芋」と「とん汁」として一般の来場者に提供され、活動状況も併せて広く知ってもらう機会になりました。

また、管理栄養学科の教科のひとつである「給食経営管理論実習」の中の献立にも収穫したさつまいもを使いました。

さらに、JAえびの市が力を入れている「米粉」と、今回自分たちで収穫した「えびの産さつまいも」のコラボのスイーツを学生達が考案し、そのコンテストも行いました。宮崎キャンパスの調理学実習室を利用して実際に完成させた作品は、若者のすばらしい発想で、その完成度は優劣つけがたいスイーツになりました。

学生の作品のうち最優秀作品はJA婦人部の皆さんの手でJAえびの直販店で販売されることになります。

学園祭調理実習室
さつまいもスイーツレシピ

えびの産さつまいもを使った
さつまいもスイーツレシピ

JAえびの市青年部×南九州大学

ページ上部に戻る