本学の教育目標に掲げる「教養及び専門分野に関する知識・技能」、「人間力」、「社会性」、「国際性」を身に付け「地域社会に貢献する専門家」となるために、以下の能力を身につけ、卒業要件を満たした人に学位を授与します。
1.知識・理解を応用し活用する能力
(1)専門分野の知識・技能を修得し、それらを応用して地域・国際社会における課題解決に向けた企画・実行ができる能力
(2)幅広い教養を修得し、社会の多様性や人々の価値観を共有して、地域・国際社会の発展に貢献することができる能力
2.汎用的技能を応用し活用する能力
(1)自然現象や社会事象における多様な課題を発見し、『食・緑・人』を含む複眼的な思考から課題の諸要因について探究できる能力
(2)ICTを活用して多様な情報を収集し、その情報や知識を複眼的かつ論理的に分析して、言語やシンボルを用いて表現できる能力
3.人間力、社会性、国際性の涵養
(1)社会の一員としての意識を備え、自己の良心と社会の規範やルールに従って、社会の発展のために積極的に関与できる能力
(2)目標の実現のために、他者と協調・協働して行動できると共に、他者に方向性を示すことができる能力
(3)多様な言語を活用し、他者と意思疎通を図ることができる能力
(4)生涯にわたり、地域社会・国際社会の発展に寄与する学びを継続することができる能力
(5)自らを律して行動できる能力
環境園芸学科の教育研究上の目的に沿って、所定の単位を修得し、次のような能力を備えた学生に対して、卒業の単位を認定して学士(農学)の学位を授与します。
管理栄養学科の教育研究上の目的に沿った成績評価を行って所定の単位を修得した学生に卒業を認定し、学士(栄養学)の学位を授与します。
食品開発科学科の教育研究上の目的である「消費者のニーズを踏まえた食品を開発でき、食の倫理を含めてフードシステム全体を科学的に見渡せる実践的な人材である食品のスペシャリストの育成」に沿って、次のようなことを十分に習得し、食のスペシャリストとして社会へ貢献寄与できうる能力を身に付けた学生で、所定の単位を修得し、規程に定める要件に合格した学生は卒業を認定され、学士(食品学)の学位が授与されます。
本学部では、教育理念「道徳心を持ち、豊かな人間力と実践力のある人間を育成し、そのような人間力を育成できる指導者や人間形成に関われること」に基づき、次のような知識・技能を十分に習得し、人間発達の専門家として地域社会に貢献できる資質・能力を身につけます。所定の単位を修得した学生に対しては卒業を認定し、学士(教育学)の学位を授与します。
園芸学・食品科学研究科では講義科目の受講状況および内容理解度、学習の主体性、実験研究・調査研究による専門知識や分析能力の修得に加えて、教養、人間力、社会性および国際性を身に付けることができたかどうか、プレゼンテーション能力の修得の度合い、作成された修士論文の内容などを総合的に評価し、合格すれば修士(農学)の学位を授与する。