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「環境教育論」で里山について学びました【子ども教育学科】

2020年12月25日 更新

 子ども教育学科3年次開講の「環境教育論」では、主に小学校の総合的な学習の時間に実践できる「環境教育プログラム」の作り方を体験的に学びます。今回は、持続可能な社会モデルとして「里山」を取り上げ、12/10と12/17に二つのプログラムを体験しました。

○12/10:体験プログラム「薪すと~ぶ」

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このプログラムでは、薪を割って燃やしながら、
エネルギーと炭素循環について考えます。

そのうえで、教科との関連を考えながら、
総合的学習では、どの学年のどの時期に実施するかを
決めていきます。
それでは早速、薪に火をつけてみましょう!

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最初のチームは、みんなで話し合いながら、
空気が通りやすいように
ストーブの中に薪を組みます。

そして、マッチで火をつけますが.......
いつまで待っても薪に火はつきません。
ここで、チーム交代です。

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次のチームは.......火をつける前に、
周囲から落ち葉や小枝を拾い集めます。

そして、まず落ち葉に火をつけ、
次に、小枝、樹の皮の順番に入れて
火が大きくなったところで
最後に太い薪を入れていきます。

すると........見事に薪に火がつきました。
闇雲に火をつけても薪は燃えません。
木の燃焼の原理を理解していれば、
自ずと方法は決まります。

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こちらは、前期授業「食と農業」で学生が栽培し、
秋に幼稚園児と掘りあげたサツマイモの準備です。
学生たちは
「燃焼って何年生だっけ?」
「6年生理科の初めの方じゃなかったけ・・」
なんて会話をしながら作業をしています。

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最後は、みんなでヤキイモを頬張りながら、
総合的学習の授業の構想を練りあげます。

「5年生の冬に実施して、6年生の燃焼につなげるような内容にしよう」「社会科や家庭科にもつながるね」など、いろいろなアイディアが出てきます。
これらのアイディアは、今後、ESDカレンダーにまとめていく予定です。

○12/17:体験プログラム「椎茸のコマ打ち」

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このプログラムでは、学内で伐採した木を活用して
シイタケのコマ打ち体験をします。

体験を通して、森林の物質循環における菌類の役割を学ぶとともに、森林が我々に与えてくれる恩恵(生態系サービス)について、体験的に理解を深めます。

今回の授業は、環境園芸学部附属フィールドセンターとの協働により実施しました。

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今朝はとても冷え込んだため、
ロビーでの活動になりました。

はじめに、環境園芸学部の岡島先生から
文学のなかの雑木林についてのお話。

日本古来の色の表現など、
文化からみる「雑木林」は
学生たちにとっても新たな視点となりました。

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つぎに、学内の小さな林地を管理している
岡島研究室の学生から里山管理について
レクチャーを受けます。
学部を越えた学生同士の学びです。

この林地はわずか10m四方ほどですが、
子ども教育学科でも自然や環境に関するいろいろな授業やさまざまな環境教育プログラムに活用しています。

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里山に関するレクチャーの後、篠崎 フィールドセンター技能員の指導で、さっそく作業にかかります。

普段とは違う授業に、
学生たちも興味津々のようです。

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道具を手にして楽しそう。
遊んでいるように見えますが...

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一旦、ドリルを手にすると真剣そのもの。
手際よく、ホダ木につぎつぎと穴を空けていきます。

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穴があいたら、コマ打ちです。
コマを入れる人、ハンマーで叩く人。

分業すれば、作業はどんどん進みます。

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コマ打ちしたホダ木は、トラックに運びます。

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一時間ほどで、用意していたホダ木は
すべてコマ打ちが終わりました。

これから菌糸がゆっくりと成長していきます。
シイタケを食べることができるのは
1〜2年後でしょうか。

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今回は、環境園芸学部・岡島研究室の4年生にも
指導を手伝っていただきました。

学生同士の学び合いは、
「小さな大学」だから可能になる、
学部を越えた「大きな学び」です。

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