水田の周辺につくられた農業水路には、魚類や水生昆虫類、貝類、水草などの多種多様な生物が生息していました。しかし、コンクリート水路に改修されて環境が単調になり、生物が利用しにくくなっています。私はイシガイ目やシジミ属といった淡水二枚貝類の活動や、それらの貝殻の堆積によって、水路の環境が多様化・複雑化し、生物が増えるのではないかと仮説を立て、野外で調査・実験に取り組んでいます。そして、水路の生物多様性・生態系の保全に二枚貝を活用することが出来るかどうかを探っています。
水田の周辺につくられた農業水路には、魚類や水生昆虫類、貝類、水草などの多種多様な生物が生息していました。しかし、コンクリート水路に改修されて環境が単調になり、生物が利用しにくくなっています。私はイシガイ目やシジミ属といった淡水二枚貝類の活動や、それらの貝殻の堆積によって、水路の環境が多様化・複雑化し、生物が増えるのではないかと仮説を立て、野外で調査・実験に取り組んでいます。そして、水路の生物多様性・生態系の保全に二枚貝を活用することが出来るかどうかを探っています。