環境園芸学部附属
フィールド教育センター

地方から未来を創造する

ジツガク、
No.1へ。

専門的な講義を生かし、 実践の知識と技術を身に付けよう!

フィールド教育センターは、文部科学省の設置基準に配慮した附属農場で、環境園芸学部に所属するすべての学生のための施設です。

年次を追うごとに深まる 実習教育

「講義」に「実習」がリンクして、「実学」となる、4年間の学び。

  1. 【1年次】 全ての分野の基礎を学ぶ

    「園芸学」「造園学」「自然環境」の3分野の基礎を横断的に学ぶことで、学びの視野を広げ、2年次以降の専門分野の修得につながります。

  2. 【2年次】 分野ごとに専門的に学ぶ

    各分野および専攻の専門分野に関する実習が増え、座学で学んだ専門知識で実習を行うことで、卒業後に役立つ「技術」として身に付けられます。

  3. 【3年次】 より深く学びを探究

    技術研究は、学生にとって実社会と本学での学びの接点となり、講義での専門知識の修得をもとに、「実習教育」と「技術研究」を通じた「ジツガク」により専門知識と技術を身に付きます。

  4. 【4年次】 研究を究め、卒業論文へ

    4年間の学びの集大成。フィールド教育センターでは、卒業論文のための研究も行っています。

産官学連携による技術研究

  • (農林水産省)海外植物遺伝資源の探索と評価
  • (農林水産省)スマー卜農業加速化実証プロジェクト
  • (農林水産省)安全・安心な国産農産物安定供給のためのピーマン育種プロジェクト
  • (ベトナム・ナムディン省農業局と宮崎県総合農業試験場との3機関連携)
       バナナをはじめとする亜熱帯・熱帯果樹の栽培研究
  • (宮崎県都城市)母智丘公園ならびに沿道のソメイヨシノ再生に関する研究
  • (宮崎県都城市)山之口あじさい公園の持続可能な市民参加型パークマネジメント
  • (宮崎県都城市)放置竹笹の有効利用
  • (宮崎県三股町)ゴマ生産者と連携し国内産の安全・安心な収量増加の研究
  • (宮崎県三股町)三股町の新しい特産物を生産して6次産業化を目指す研究
  • (宮崎県木城町)木城町との包括的連携協定におけるオリーブ樹の調査研究
  • (産学連携)療法ガーデンの整備における計画・設計に関する研究
  • (幼児教育との連携)自然環境教育における屋外教育施設の研究ならびに計画

学生をしっかりサポートする 資格取得支援

専門職につながる資格の取得のための支援を行っています。教員の指導と技術職員のサポートのもと、充実した施設で、技術や知識が実学から修得できます。農業技術検定1級・2級の団体賞を受賞しています。

地域の未来のために行っている社会貢献

開学から50年以上の歴史のなかで、3分野における「実習教育」や「技術研究」で培われた専門知識と技術を生かし、教員と学生、技能職員が連携して社会貢献活動(市民講座など)を行っています。

専門的な講義を生かし、実践の知識と技術を身に付けよう!

フィールドセンター現況図

充実した施設設備で、3分野についてじっくり学べます。南九州の豊かな自然も学びの場です。

1/実習圃場

露地畑での栽培方法や農業機械、農薬・肥料の適正使用を学びます。有機栽培にもチャレンジできます。

2/温室群

花卉(かき)、果樹、作物等を対象にハイレベルな生産技術を習得します。

2/人工気象室

温度と湿度のコントロールを中心に、微気象環境制御下で作物の生理生態の研究や微生物の活性などの調査・研究に活用しています。

3/フィールド教育センター管理棟

環境園芸学科の教員がの案をもとにデザインされました。
3階建てで、事務室やホール、資格支援コーナーなどがあります。

4/モデルガーデン

庭園の施工や管理技術を学びます。また「ガーデニング実習」の現場として花壇を作製し、ガーデニングの知識と技術を身につけていきます。

4/造園モデルガーデン見本園

本格的なガーデニング実習をここで行っています。実践的な学びを通して「庭造り」の技術を磨けます。

5/全天候型実習場

天候に左右されることなく実習が行えます。造園技能士試験に向けた練習や坪庭製作など効率的で内容の濃い実習が可能です。

6/樹木生態園(自然環境分野)

樹木生態園は自然環境分野の実習においても、動植物の分類・生態を学ぶための実習地として利用されます。

施設概要:面積約3ヘクタール、実習温室14棟、研究温室8棟、人工気象室、スリークォーター温室、露地圃場、造園実習棟、モデルガーデン、樹木生態園など

実習で使用する機械

高度な実習を行うための様々な施設や設備が整っています。

移動式クレーン車

樹木の移植や石組、
石積み実習などに威力を発揮します。

バックホー(移動式クレーン仕様機)

大小4台を保有しています。操作実習にはフル活用します。

不整地運搬車

文字通り、整地していない場所でもキャタピラで自走が可能な作業機です。

高所作業車

安全に管理作業を実施するために不可欠な作業車です。