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子ども教育学科 地域貢献

連携園の子どもたちとマリーゴールドを育てました

 大学の連携幼稚園のひとつ、天竜祝吉幼稚園の子どもたちが、マリーゴールドの苗をもって、都城キャンパスに来校しました。

 このマリーゴールドの苗は、子ども教育学科2年次開講「子どもと園芸」の受講学生が、環境園芸学科の指導のもと、播種(種まき)・鉢上げをしたもので、サツマイモをセンチュウから守るコンパニオンプランツとして、サツマイモ畑に定植していきます。

 7月初めには、幼稚園を訪問し、子どもたちに苗のお世話をお願いしていました。
 1ヶ月経ち、子どもたちの苗を、学生たちが大学で育てたものと比べると・・・

子どもたちの苗は、とても立派に育っています!

 つぎに、紙芝居をみながら、センチュウからサツマイモを守り、元気にしてくれる、マリーゴールドの役割を、復習しました

 残念ながら、感染症流行への対応として、子どもたちとマリーゴールドを定植する計画は、急遽変更となったので、学生たちが子どもたちの苗を預かり、責任をもって定植することになりました。
 その後、子どもたちは畑に出て、サツマイモ畑や、自分の身長の倍くらいに育ったひまわり、巨大なカボチャを眺めながら、秋にイモ掘りに来てくれることを約束してくれました。

 今回の活動は、プロジェクト「掘ったイモはどんなイモ?」のプログラムのひとつで、 子ども教育学科4年生の岩村悠里さんが中心となり、立案・実践したものです。

 10月に実施予定のイモ掘りも、これから学生たちがプログラムを練り上げ、実践していきます。

 地域の幼稚園や小学校を附属校と位置付ける「連携学校園方式」は、地域とともに学ぶ子ども教育学科の特色のひとつです。
 また、「子どもと園芸」のように、環境園芸学部や健康栄養学と連携した授業により、自然や食をベースとした教育の、実践的な知識・スキルを学ぶことができることも、本学科の学びの大きな特色です。

 子ども教育学科では、このような、大学の内外に壁を作らない、多面的・横断的学びを通して、様々な課題に対応できる「子どもスペシャリスト」を育成しています。