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食品開発科学科

「食事体験実習」をフレッシュマンアワーの授業として行いました

令和元年7月16日(火)に食品開発科学科1年生対象のフレッシュマンアワーの授業の一環として、フェニックス・シーガイア・リゾートにおいて食事体験実習を行いました。この実習の目的は、一流シェフの料理を味わいつつテーブルマナーを体験するものです。学生たちはスーツ着用で参加し,シーガイアの専門スタッフより、接客する際のポイントを話していただいた後,コース料理(フレンチコース)を一品ずつ配膳されるごとに、料理担当スタッフの方から料理の素材やその特徴などについて説明を受けました。接遇マナーをはじめ,テーブルマナーの基本,食材の特性を生かす調理法など食品開発科学科の学生として是非身につけてほしい講習内容でした。受講生は、初めは緊張した面持ちで、慣れない手つきでコースメニューを頂いていましたが、テーブルマナーは本来食事を楽しむために設けられたものであるとの説明がなされたころから、次第に緊張がほぐれ、歓談しながら美味しく頂くことができている様子でした。

参加した食品開発科学科1年の宮川詠梨茄さん(熊本県立菊池農業高校出身)は、「テーブルマナー、その中でも相手に不快感を与えないことが、一番重要であることがわかりました。これからの食事の中で、もっとマナーを意識していきたいです」と感想を述べていました。また、川口史夏さん(宮崎県立宮崎農業高校出身)は、「テーブルマナーと聞くと、どうしても緊張して固くなってしまいますが、実際は、グループのみんなと楽しく食事をするための基本的なマナーについて学ぶものだと知り、楽しく学ぶことができました」とテーブルマナーの大切さを理解している様子でした。さらに、牧野益巳さん(宮崎県立小林秀峰高校出身)は、「食に携わる人が多くいることやマナーを学びました。今後、自分が食品について勉強していくうえで、目指すところを考えさせられました。フランス料理のコースをいただきましたが、味はもちろん、見た目、香りなど食べる人を感動させるような料理で、その季節に合った食材やそれに合うソースや調理法、プロの技術が詰まったものでした」と述べ、当実習で経験したことをこれからの学びに役立てたいとの意気込みが伝わりました。

この実習体験が、将来「食のスペシャリスト」になるためのフードコーディネートについて理解を深め、食品開発への方向性を明確に感じ取りつかむための良い機会になったものと思います。

実習日時:令和元年7月16日(火)16:30~18:30 (シーガイアコンベンションセンター 海峰(3階))