配信開始！特別講座「ニホンカモシカとSDGs」

　国の特別天然記念物ニホンカモシカは、九州では近年激減し、日本の分布の南限に位置する綾町においても減少していることが明らかになりました。カモシカの激減は、増え過ぎたニホンジカとの競合が大きな要因と考えられます。一方で、そのシカを減らすためのワナや植物を守るための防鹿ネットによる死亡事故がカモシカの大きな死亡原因となっていて問題は複雑です。このような複雑な課題の解決には、SDGsでも言われる様に、多様な人たちとの「対話力」と課題に挑み続ける「探究力」が必要になるでしょう。

　皆様も本講座を受講して、カモシカ保全というストーリーに沿って研究者、狩猟者、国有林、行政、ESD実践者、教員を目指す学生など多様な人々の考えや取り組みに触れ、持続可能な社会とその構築の方法（SDGsの実現）について一緒に考えてみませんか？

＊今回の講座は、2月に綾町で開催しご好評いただいた地域連携公開講座「ニホンカモシカを守るためにわたしたちにできること」をパワーアップさせたものです。もっと詳しく聞きたいとご要望の多かった「照葉樹林が守られた歴史」や「学校教育とESDとSDGs、探究的学び」など、内容を充実し新たな内容も加えました。公開講座に参加された方も初めての方も、ぜひご視聴ください

＊解答の無い課題の解決を目指す内容構成となっており、高等学校の探究学習に最適です。学校教育関係の方もぜひご活用ください。探究学習のサポートも可能ですので、ご相談ください。

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