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食品開発科学科

食品開発科学科学生が高校生にDXを講義【食品開発科学科】

2022年12月21日(木)、宮崎県体育館(宮崎市宮崎駅東2-4-1)で開催された「マイナビ進学ライブ2022」において、本学食品開発科学科学生が高校生を対象に最新のDX機器のワークショップをおこないました。

ワークショップは、ゼミ研究室体験コーナー特設ブースに内に最新の卓上型電子顕微鏡を持ち込み、「食品開発科学科のDX教育」「知ってる『知らない世界』クイズ」「電子顕微鏡観察」の3部構成の30分。当日はこれを6回開催し、多くの高校生で賑わいました。

参加した高校生からは、「消しゴムと消しカスを見たい」「髪の毛のキューティクルを見たい」などリクエストも殺到。電子顕微鏡写真のクイズでは、「まるでアマゾンの衛星写真のような米の表面画像」など、肉眼で見る食品と高倍率で見る食品のあまりの違いに驚きの声が上がりました。

講義を担当した学生の谷口順哉さん(食品3年:宮崎県立日南高校出身)、髙岡佑妃さん(食品3年:宮崎県立都城西高校出身)、内田丈聖さん(修士1年:宮崎県立宮崎北高出身)は、本学の教職課程履修中(内田さんは教員免許取得済)で、日頃の教職課程での勉強の成果を試す良い機会になったと話しています。

食品開発科学科は、令和3年度文部科学省「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」に採択され、今回使用した電子顕微鏡や味覚センサー、業務用凍結乾燥機、レトルト殺菌機など「味覚をデジタル化する」最新の設備を整え、食品開発教育の高度化を進めています。今回のイベントを指導した同学科吉本教授は「今回のワークショップは、本学のDX教育の成果をいち早く地域の高校生に還元する良い機会になった。受け身で学ぶだけではなく、教えることで『学ぶ』ことも重要であり、今後もこのような機会を捉えて、学生を巻き込んだ活動を仕掛けていきたい」と抱負を語りました。