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子ども教育学科 環境園芸学科

学部間連携授業「子どもと園芸」で、サツマイモの植え付けを実施しました。

 

 子ども教育と園芸のコラボレーション授業「子どもと園芸」では、自然や環境に優しい園芸を子どもの教育に活かすための知識やスキルを経験的に習得します。5月16日(月)は、秋に連携幼稚園の子どもたちと掘るサツマイモの定植を行いました。

 はじめに、環境保全園芸学研究室・山口健一教授のレクチャーを受けた後、環境園芸学科の学生の指導を受けながらサツマイモ苗の下処理を行いました。イモの病気を防ぐためには薬を使う方法もありますが、小さな子どもたちがイモ掘りをする畑では薬の使用はできるだけ避けたいですよね。そこで今回は、有用微生物を活用した環境保全型防除法を適用することにしました。

 処理が終わると圃場に移動して植え付けをします。「子どもと園芸」を受講している子ども教育学科の学生が、栽培効率ではなく、幼児教育の観点から7種類のサツマイモの作付計画を考えまたした。子ども教育学科の学生の指示を受けながら、環境園芸学科の学生と一緒に、レイアウトに従って苗の植え付けを行いました。

 この授業は、子ども教育の学生が一方的に園芸技術を学ぶのでなく、環境園芸学科の学生は子ども教育という新たな視点を持つ事ができる、学部を越えた、双方向の学び合いの場として設定しています。学部のバリアフリー教育は、小さな南九州大学だからできる、大きな学び、なのです。