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管理栄養学科 地域貢献

南九州大学・都城市連携「地産地消で健康フェア」を実施!

 令和5年度学長裁量費による都城市・南九州大学連携事業として、昨年度に続き、都城市(農政課、健康課)の課題解決と南九州大学健康栄養学部管理栄養学科 栄養教育論研究室(担当 渡邉純子)4年次学生による地域貢献活動を実施しました。

「地産地消で健康フェア」

  • 日時 令和5年11月18日㈯ 10:00~15:00
  • 会場 都城市 道の駅 都城NiQLL(二クル)
  • 内容 都城市の課題「肥満や生活習慣病の改善、野菜摂取量の増加」「食育・地産地消の推進」に対し、学生が中心となって以下の取組みを行いました。
    1. 都城産の農畜産物や郷土料理を活用した健康レシピの開発と配布
    2. 「はかって知ろう!野菜の適量コーナー」の設置(体験型の栄養教育)
    3. 郷土料理教室の実施(親子が参加。指導は都城市食生活改善推進員)

 当日は強風が吹く中、前週にグランドオープンしたばかりの道の駅「都城NiQLL」のイベント広場に、本学をはじめ、都城市、宮崎商業高校のほか、市内の農畜産物や名物に関するテントが並び、多くの人出で賑わいました。

「はかって知ろう!野菜の適量」コーナーでは、老若男女問わず100人を上回る体験希望者があり、それぞれが1日に必要と思う野菜を自由に組み合わせて学生とともに確認し、アンケートにも回答いただきました。寒い中でもどの参加者も大変熱心に取り組んでいる姿が印象的でした。

 参加者の感想として、『とても良いコーナーに出会えてよかった』『体験して野菜の必要量がわかる』『嫌いな食べ物を減らそうと思った』『野菜の重さがわかってよかった』『寒い中、学生さん有難う!』などの声が多数寄せられました。実物の野菜を手に取って、1日に必要な野菜350g(成人の場合)を量ってみるという体験型の栄養教育を企画した学生も、『寒かったので参加する方は少ないと思っていたが、こんなに関心を持ってもらえてよかった。これからも野菜を意識して食べてほしい』と都城市民の反応を喜んでいました。