カリキュラム

地方から未来を創造する

ジツガク、
No.1へ。

カリキュラム構成

4年間で学びたいものを見据えるために、基本的素養・能力を養う教養科目と、環境園芸学科の園芸・造園・自然環境の3分野に関する基礎的な内容を、座学、実験、実習から学びます。

1年次 後期に「分野」を選択
1年次後期に、園芸学分野、造園学分野、自然環境分野を選択します。選択した分野の科目を主軸に、環境園芸に関する専門的な知識を身につけます。また、分野を超えて関連する科目も履修でき、幅広い知識が得られます。

2年次 後期に「専攻」を選択
2年次後期には専攻を選択し、さらに専門性を深めます。分野や選考を超えた履修も可能で、関連する幅広い知識技術を身につけられます。同時に資格試験などにもチャレンジできます。

3年次 後期に「研究室」を選択
3年次後期には研究室を選択し、本格的な研究がスタートします。実験や調査などを行い卒業論文のための研究がはじまります。また、研究室活動では、地域との連携事業なども行います。

4年次「卒業研究」
4年次は就職活動のサポートを受けながら、卒業研究を行い、論文を作成します。

深く広く学べる3分野5専攻17研究室が未来を切り開く

「園芸学」、「造園学」、「自然環境」の3つの分野を用いた座学と実学による横断・融合型カリキュラムです。

分野を超えて、どの科目も受講することができます。
環境園芸学科は、確かな「学び」を軸に、「研究」を積み重ね、「社会貢献」を行う学科です。
そして”持続可能な循環型社会の実現”を目指し、専門職業人(スペシャリスト)を育成します。

3分野5専攻、17の研究室が特色ある先端研究を行っています。

園芸学分野

園芸学分野では、宮崎の温暖で日照の豊かな気候条件を活かし、園芸作物の生産から流通、環境保全に関する新技術の開発・研究を行っています。
また、先端技術を活用した新しい品種の開発・研究に取り組み、教育・研究を通じた農産業の発展や持続可能な循環型社会の実現を目指しています。さらに、各種研究機関や地域社会との共同研究も活発に行われており、新技術の開発や技術の実用化を通じて生きた教育・研究を実施しています。
園芸学分野には 2専攻9研究室があります。

園芸生産環境専攻

ハイレベルな生産技術を習得する
果樹、花卉、蔬菜そさいを対象に高品質で安全・安心な作物の安定供給や環境保全型農業、経済の仕組みなどこれからの時代をふまえて探究します。

  • 環境保全園芸学研究室
  • 果樹園芸学研究室
  • 花卉園芸学研究室
  • 蔬菜そさい園芸学研究室
  • 資源植物生産学研究室
  • 農産物貿易研究室

植物バイオ・育種専攻

植物育種の専門家を育成する
ゲノム生物学や分子生物学の知識や技術を習得し、園芸植物の遺伝子の解明などを手掛けます。新品種開発や病気の診断技術、機能性成分などを探究します。

  • 園芸育種学研究室
  • 植物病理学研究室
  • 植物資源利用研究室

造園学分野

造園は、都市計画や自然景観の整備、日本庭園の保全などの大きな事業から、公園の設計や整備、住宅の庭に至るまで、花や緑の力で社会と暮らしを潤わせる、人間生活において実に重要なポジションを占めています。
造園学分野では、世界的視野、日本の伝統文化、地域社会など様々な空間と視点で、 美的・科学的原理を応用して研究を行っています。また、日本の伝統文化である日本庭園の作庭に関する技術向上にも努めています。
造園学分野には2専攻5研究室があります。

造園緑地専攻

緑地空間をつくる知識・技術を習得する
公園などの緑地や日本庭園、西洋庭園など緑地空間をつくるために、調査を行ったり、デザインや設計、施工、管理など造園技術力を身につけます。

  • 造園計画研究室
  • 都市景観研究室
  • ランドスケープ研究室

花・ガーデニング専攻

花や緑で社会貢献する専門家を育成する
植物の癒し効果、生活環境の向上や快適さの創造、花や緑を用いた空間づくり、庭園のデザインや活用方法を探究します。ガーデニングや園芸福祉をテーマに学習します。

  • 庭園デザイン研究室
  • 園芸福祉研究室

自然環境分野

変わりゆく自然環境で生物はどのように生きているのか、どのような生体なのかを知ることは、地球がいつまでも美しく、人が快適に暮らす環境を守るためにとても大切なこと。
自然環境分野では、自然科学と社会科学的視点から、自然環境と共生した持続的循環型社会の達成を目指し、地球環境について研究を行うと同時に、昆虫、樹木、水辺環境を通して、取り巻く環境、生態系や動植物の多様性、それらの役割や環境保護に関する研究を行っている分野です。
自然環境分野には1専攻3研究室があります。

自然環境専攻

環境教育ができる人材を育成する
これからの自然環境や地球の未来を探究します。地域固有の自然環境を整備するためのプランニングや生態系の保全・復元に携わり、次世代へ繋ぐための環境教育方法を学習します。

  • 昆虫生態学研究室
  • 植栽環境研究室
  • 緑地保全学研究室