園芸学分野
(園芸生産環境専攻)

地方から未来を創造する

ジツガク、
No.1へ。

蔬菜園芸学研究室

陳 蘭庄 教授

テーマ:「蔬菜(そさい)」を最新の栽培技術と品種育成技術で研究・開発

本研究室では、主に2つの研究を行っています。1つ目は、クローン(アポミクシス)植物の生殖様式の解明とその関連遺伝子の捕捉および農業上での応用研究。これまでにアポミクシス性牧草を用いて、その生殖様式を明らかにした上で、アポミクシス特異的遺伝子(ASG-1ファミリー)のクローニング(捕捉)に初めて成功しています。今はその遺伝子の機能解析のため、モデル植物のシロイヌナズナをはじめ、ギニアグラス(牧草)、イネ、サツマイモなどへの遺伝子導入実験を行っています。目指すところは、有用作物にアポミクシス遺伝子を導入して、一代雑種の固定による増収増産品種を作出し、人類の爆発的な増加による食糧危機を回避することです。

研究の2つ目は、日本全国に点在する在来野菜の復活方法やその有効利・活用方法の研究。主に宮崎在来野菜である「糸巻き大根」や「日向カボチャ」、「佐土原ナス」などを研究材料として、栽培法から育種法までさまざまな手法を用いながら研究を展開しています。新糸巻き大根、新日向カボチャ、新佐土原ナスの育成と品種登録をすることが目標。室外や室内での実験ができる人材を育てています。

陳 蘭庄 教授

陳 蘭庄 教授

研究分野:
園芸学分野【園芸生産環境専攻】

研究室全員が一丸となって、楽しく学びあい、高めあいながら、
それぞれの目標に向かって研鑽しましょう。

学生の声

学生写真

宮崎在来野菜の魅力を未来に継承していきたい。

研究室では宮崎在来野菜の品種改良や普及のための栽培実験に取り組んでいます。
「糸巻きダイコン」については品種登録の出願が済んでいる状態ですが、「佐土原ナス」、「日向カボチャ」については品種登録一歩手前というところ。
現在の研究を引き継ぐ後輩たちには、品種登録出願を目指してほしいと思います。

吉崎 新太さん
(愛知県立猿投農林高等学校出身)

卒業論文テーマ一覧(陳研究室)

📘 2024年度 卒業論文テーマ

宮崎在来野菜「日向カボチャ」の品種改良~種間交雑による「系統13」作出の試み~

カボチャ品種改良

集団選抜法を用いた宮崎在来野菜「糸巻きダイコン」の品種改良~新品種「南九パープルNo.1号」と「南九スプールNo.7号」の育成~

ダイコン新品種

宮崎発のオリジナルメロン育成に向けてのアプローチ~品種間雑種後代の固定と選抜による優良系統育成と2つのF1新系統の育成~

メロン品種改良

ムクナ豆(Mucuna pruriens)における遺伝資源の収集と栽培方法の確立の試み

ムクナ豆栽培

📘 2023年度 卒業論文テーマ

集団選抜法を用いた宮崎在来野菜「糸巻きダイコン」の品種改良~MR-S系統の育成~

ダイコン品種改良

宮崎在来野菜「日向カボチャ」の品種改良~種間交雑による高品質系統の作出~

カボチャ品種改良

トマトの品種間交雑による高品質系統の作出

トマト育種

集団選抜法を用いた宮崎在来野菜「糸巻きダイコン」の品種改良~MR-T系統の育成とMR-L系統の高純度化~

ダイコン品種改良

宮崎在来野菜「佐土原」ナスの品種改良~登録出願したナス新品種の栽培方式と評価方法に関する研究~

ナス栽培研究

宮崎発のオリジナルメロンの育成を目指して~品種間雑種後代の自殖による優良系統の選抜と優良品種間交雑によるF1新系統の育成の試み~

メロン品種改良

グロウバッグを用いた醤油・味噌の養液によるトマトの高品質化栽培実験

トマト栽培実験

📘 2022年度 卒業論文テーマ

集団選抜法による宮崎在来野菜「糸巻きダイコン」の品種改良~MR-T系統の育成~

ダイコン品種改良

宮崎県発のメロン育種に向けてのアプローチ~雑種F2系統の形質固定~

メロン育種

宮崎在来野菜「佐土原」ナスの品種改良~「くろわしx佐土原」新系統の品種登録に向けた諸形質調査~

ナス品種改良

宮崎在来野菜「佐土原」ナスの品種改良~「SL紫水x佐土原」新系統の品種登録に向けた諸形質調査~

ナス品種改良

宮崎在来野菜「糸巻きダイコン」の集団選抜法を用いた品種改良~MR-S系統の育成~

ダイコン品種改良

集団選抜法を用いた宮崎在来野菜「糸巻きダイコン」の品種改良~GW-LO系統の育成~

ダイコン品種改良

宮崎在来野菜「佐土原」ナスの品種改良~品種間正逆交雑による新系統の品種登録に向けた諸形質調査~

ナス品種改良

📘 2021年度 卒業論文テーマ

宮崎在来野菜「佐土原」ナスの品種改良~品種間正逆交雑によって得られた品種登録用新系統の諸形質の予備調査

ナス
品種改良

集団選抜法を用いた宮崎県在来野菜の「糸巻きダイコン」の品種改良~GW-LOとRR-S系統の育成~

ダイコン
品種改良

宮崎在来野菜「日向カボチャ」の品種改良~新系統「系統10」の諸形質調査

カボチャ
品種改良

宮崎在来野菜「日向カボチャ」の品種改良~新系統「系統13」の諸形質調査

カボチャ
品種改良

📘 2020年度 卒業論文テーマ

宮崎在来野菜「日向カボチャ」の品種改良優良系統における焼酎粕入り笹サイレージの施用効果の検討

カボチャ
飼料効果

📘 2019年度 卒業論文テーマ

集団選抜法による宮崎在来野菜「糸巻き大根」の優良系統育成に向けて~糖度測定と食味調査について~

ダイコン
育種

集団選抜法による宮崎在来野菜「糸巻き大根」の優良系統育成に向けて~採種試験と系統選抜~

ダイコン
育種

宮崎在来野菜「日向カボチャ」の品種改良~種間交雑雑種後代における優良系統選抜~

カボチャ
品種改良

果樹園芸学研究室

前田 隆昭 教授

テーマ:熱帯・亜熱帯果樹および特産果樹の生理生態に関する研究

果樹園芸学研究室 研究風景

近年、地球温暖化が進んでいます。こうした時代に適応するため、当研究室ではマンゴーやアボカドなどの熱帯・亜熱帯の果樹を対象とした研究を行っています。果樹にはそれぞれ多くの品種が存在します。その中で、宮崎県や鹿児島県の南九州に適した品種を探索することを目標に、果樹の品種の特性について日々研究を進めています。また、果樹の生理生態についても研究しています。果物、特にトロピカルフルーツが好きな人や興味のある人は、一緒に研究しましょう。

前田 隆昭 教授

前田 隆昭 教授

研究分野:
園芸学分野【園芸生産環境専攻】

熱帯には未知の果物が沢山あります。
これらを栽培しながら、品種特性や生理生態について研究しています。

学生の声

学生写真

大好きなフルーツの魅力を伝えられる人になりたいと思っています。

多種多様な果樹を観察しながら灌水することによって、初めて知る果樹の名称や栽培について知識が増えました。
また、土の乾き具合で灌水の量を調節するなど、果樹栽培の基本が身に付きました。
熱帯果樹に特化している当研究室で、マイナーな果樹の味や魅力、施設管理を詳しく学びたいと考えています。

上野 真歩さん
(熊本県立熊本農業高等学校出身)

卒業論文テーマ一覧(前田研究室)

📘 2024年度 卒業論文テーマ

ピタヤおよびウチワサボテンの果実品質

ピタヤサボテン

アブシシン酸の散布がブドウの着色および果実品質に及ぼす影響

ブドウ果実品質

交流電界の印加がレイシの保蔵に及ぼす影響

レイシ保存

ジベレリン(GA3)によるマンゴーの無核果実生産の可能性

マンゴー無核果

着果数の違いがパッションフルーツの果実品質に及ぼす影響

パッションフルーツ果実品質

📘 2023年度 卒業論文テーマ

ケガキの生育および果実品質について

ケガキ果実品質

ピタヤ7品種の生育調査

ピタヤ生育調査

エチクロゼートの施用がウンシュウミカンの生育に及ぼす影響

ウンシュウミカン生育

パクロブトラゾールの施用がアボカドの新梢伸長に及ぼす影響

アボカド栽培

ミネラルの施用がパッションフルーツの果実品質に及ぼす影響

パッションフルーツ果実品質

ジベレリン(GA₃)によるマンゴーの無核果実生産の可能性

マンゴー無核果

コーヒー種子の発芽率および初期生育に関する研究

コーヒー発芽

交流電界の印加がレイシの保蔵に及ぼす影響

レイシ保存

📘 2022年度 卒業論文テーマ

パパイア数品種の初期生育の比較

パパイア生育比較

用土の混合割合がパッションフルーツ挿し木苗の発根に及ぼす影響

パッションフルーツ挿し木

バナナの生育および着果位置が果実のデンプン含量に及ぼす影響

バナナ果実品質

パッションフルーツの挿し穂の切り口の違いが発根に及ぼす影響

パッションフルーツ挿し木

笹サイレージの施用がパッションフルーツの収量および果実品質に及ぼす影響

パッションフルーツ飼料施用

潅水量の違いがピタンガ樹の枝体積含水率に及ぼす影響

ピタンガ水分管理

📘 2021年度 卒業論文テーマ

環状剥皮処理がパッションフルーツの樹体内養分に及ぼす影響

パッションフルーツ処理効果

開花期における摘芯処理がゴレンシの花芽着生数に及ぼす影響

ゴレンシ摘芯

笹サイレージの施用がパッションフルーツの終了及び果実品質に及ぼす影響

パッションフルーツ飼料施用

発根促進剤の濃度がナンダンクカラスウリの挿し木繁殖に及ぼす影響

ナンバンカラスウリ挿し木

📘 2020年度 卒業論文テーマ

笹サイレージの施用がパッションフルーツの収量および果実品質に及ぼす影響

パッションフルーツ飼料施用

挿し床用土がナンバンキカラスウリの挿し木繁殖に及ぼす影響

ナンバンカラスウリ挿し木

ベトナムバナナの収量および果実品質

バナナ収量

📘 2019年度 卒業論文テーマ

ゴレンシの挿し木繁殖に関する研究

ゴレンシ挿し木

ジベレリンによるジャボチカバの無核果実生産の可能性

ジャボチカバ無核果

ナンバンキラスウリ花粉の人工培地上での発芽に及ぼすショ糖濃度の影響

ナンバンカラスウリ花粉発芽

液肥施用がヒュウガナツの着色に及ぼす影響

ヒュウガナツ施肥

ジベレリンによるブドウサンショウの無核果実生産の可能性

ブドウサンショウ無核果

用土の違いがパッションフルーツとナンバンキカラスウリの挿し木に及ぼす影響

パッションフルーツナンバンカラスウリ挿し木

花卉園芸学研究室

長江 嗣朗 教授

テーマ:花の不思議を学びながら、花卉の魅力をより探求する

花卉園芸学研究室 研究風景

花卉(花)が人にどのように関わるのかを考えながら、花卉が人々の生活により深く根差すことを目指しています。
例えば、花をより美しく育成し、その美しい姿をより長く維持するためにはどうすればいいのか。草花、花木、山野草など観賞植物全般を対象に研究を進めています。これまでに取り組んできた主な研究テーマは、切り花の鮮度保持に関する研究や、鉢花の鮮度保持に関する研究。
新しい水耕栽培槽を用いた六次産業化植物を検討したり、都城盆地における花公園の作成についても考えています。
花卉は食べることができませんが、文明や人々にとって欠かすことができないものです。一緒に植物の不思議を学びましょう。

長江 嗣朗 教授

長江 嗣朗 教授

研究分野:
園芸学分野【園芸生産環境専攻】

花が好きな方、自然と触れ合いながら
花の不思議について一緒に学び、考えてみませんか?

学生の声

学生写真

意見を出し合って研究生全員で楽しく研究活動に取り組んでいます。

当研究室は花の研究が主な内容ですが、外部から依頼を受けて、寄せ植え体験の実習や花壇の整備のほか、学内のヒーリングガーデンの管理も行っています。
私は、無農薬無化学肥料でのゴマの増収をテーマに研究しています。
教授も積極的にコミュニケーションをとってくださるので、楽しく研究活動を続けられます。

酒井 俊輔さん
(宮崎県立日南振徳高等学校出身)

卒業論文テーマ一覧(長江研究室)

📘 2024年度 卒業論文テーマ

水耕栽培漕を用いたアールスメロンの収量向上に関する研究

メロン水耕

異なる環境条件下がハスの根茎肥大に及ぼす影響

ハス根茎肥大

ゴマの6次産業のための無農薬・無化学肥料栽培下での増収と省力化に関する研究

ゴマ無農薬6次産業

スクロースの葉面散布がクリサンセマム ノースポールの成長に及ぼす影響

ノースポール施肥

📘 2023年度 卒業論文テーマ

異なる乾燥処理がバラの花色に及ぼす影響

バラ乾燥処理

新しい水耕栽培槽を用いたメロンの栽培研究

メロン水耕

乾式輸送条件がシキミ切り花の観賞価値に及ぼす影響

シキミ輸送条件

安心・安全なゴマ栽培による地元の6次産業への貢献

ゴマ6次産業

異なる環境条件がバラ花弁のブルーイング発生に及ぼす影響

バラブルーイング

📘 2022年度 卒業論文テーマ

夏季の根域冷却がゼラニウムおよびアブチロンの生育に及ぼす影響

ゼラニウムアブチロン

シキミ切り枝の長さの違いが品質に及ぼす影響

シキミ品質

新しい水耕栽培槽を用いたメロンの栽培研究 ~高糖度メロンの生産に向けた培養液制御~

メロン高糖度

異なるpHがゴマの発根に及ぼす影響

ゴマ発根

無農薬無化学肥料によるゴマ増収のための栽培研究

ゴマ無農薬

気温およびTween20がバラ切り花に及ぼす影響

バラ気温

📘 2021年度 卒業論文テーマ

プチヴェールにおける効率的な栽培方法について

プチヴェール

無農薬・無化学肥料による安心安全なゴマ増収のための栽培研究

ゴマ無農薬

新しい水耕栽培槽を用いたメロンの栽培研究

メロン水耕

活け水のpHがバラ切り花に及ぼす影響

バラpH

冬季の水耕栽培における根域加湿が数種花卉の成長に及ぼす影響

花卉水耕

ゼラニウムの育成に及ぼすわい化剤の影響

ゼラニウムわい化剤

📘 2020年度 卒業論文テーマ

光強度がチューリップ切り花の花持ち期間に及ぼす影響について

チューリップ光強度

南九州における安心安全なゴマの増収についての研究

ゴマ無農薬

主要な数種切り花における観賞期間中の品質の変化について

切り花品質

開花時における花の香りの強度について

花卉香り

水耕におけるメロンの新しい栽培方法の確立

メロン水耕

鰐塚山の標高1000m付近における維管束植物の南限種および希少種の生育状況について

植物生態希少種

📘 2019年度 卒業論文テーマ

ドライフラワーの色彩保持に関する研究

ドライフラワー色保持

バラ切り花の鮮度保持に及ぼす湿度の影響

バラ湿度

6次産業を目的としたゴマの収量増加のための研究

ゴマ6次産業

水耕栽培槽を用いたメロン栽培技術についての研究

メロン水耕

プチヴェールの収量増加及び品質向上のための栽培実験

プチヴェール

地域における花公園へのワイルドフラワー導入に向けた生育試験

ワイルドフラワー公園緑化

環境保全園芸学研究室

山口 健一 教授

テーマ:雑草防除が可能な微生物をみつけて、化学農薬を減らしたい!

環境保全園芸学研究室 研究風景

農薬や化学肥料に過度に依存した慣行農業の改善を目的として、ICM(総合的作物管理)など環境と調和した園芸生産に関する実験科学的な研究をフィールドとラボ(実験室)で行っています。

山口 健一 教授

山口 健一 教授

研究分野:
園芸学分野【園芸生産環境専攻】

21世紀は環境の時代です。
人と環境にやさしい植物保護・防疫について学びを深めましょう。

学生の声

学生写真

植物に共生する微生物を分離して、未知の機能や仕組みを研究しています。

研究室では環境に負荷をかけない農業・園芸生産の理論と実践を学んでいます。
私は、卒業研究として、海外から侵入して日本で定着・繁殖している雑草のバイオコントロール(生物防除)について研究しています。
大学で学んだことを活かして、農業高校の教員として講義も実験・実習もできる教師を目指したいと思います。

長谷川 みゆ
(島根県立松江農林高等学校出身)

卒業論文テーマ一覧(山口研究室)

📘 2024年度 卒業論文テーマ

暖地環境に適応したブルーベリーに内生する糸状菌とその作用

ブルーベリー糸状菌

外来雑草セイタカアワダチソウの自然盛衰に関わる微生物〔3〕

セイタカアワダチソウ微生物

キク科オオブタクサから分離される糸状菌とその性状

オオブタクサ糸状菌

📘 2023年度 卒業論文テーマ

サツマイモのICM(総合的作物管理)に関する研究~耐病性品種から分離される糸状菌フロラ~

サツマイモ糸状菌

水田雑草のIWM(総合的雑草管理)に関する研究~クログワイ防除微生物の生存性~

クログワイ微生物

外来雑草コマツヨイグサから分離される糸状菌

コマツヨイグサ糸状菌

ショウガから分離される内生微生物とその性状

ショウガ内生菌

外来雑草オオブタクサから分離される糸状菌

オオブタクサ糸状菌

地域有機性資源の農業利用に関する研究~竹笹資材から分離される糸状菌~

竹笹糸状菌

カラーピーマン栽培品種から分離される糸状菌フロラ

ピーマン糸状菌

セイタカアワダチソウの自然盛衰にかかわる微生物

セイタカアワダチソウ微生物

📘 2022年度 卒業論文テーマ

耕地雑草を活用した融雪剤汚染土壌の改善の試み

雑草土壌改善

外来雑草アレチマツヨイグサの盛衰に関わる糸状菌

アレチマツヨイグサ糸状菌

セイタカアワダチソウの盛衰に関わる微生物

セイタカアワダチソウ微生物

サツマイモのICM(総合的作物管理)に関する研究~基腐病汚染土壌の健全株から分離される糸状菌~

サツマイモ糸状菌

石垣島で繁殖するLantana属植物と分離される糸状菌

ランタナ糸状菌

イネ科セイバンモロコシから分離される糸状菌〔第2報〕

セイバンモロコシ糸状菌

マンゴーのICM(総合的作物管理)に関する研究~健全樹に常在する糸状菌の単離と同定~

マンゴー糸状菌

有機物が園芸用廃フィルムの分解に及ぼす影響

有機物分解

📘 2021年度 卒業論文テーマ

トマトの収穫期に分離される内生菌と苗の生育に及ぼす影響

トマト内生菌

在来ワサビナ(Brassica juncea)の育成条件と常在する内生菌

ワサビナ内生菌

腐植酸の処理がサツマイモの成長および内生菌フロラに及ぼす影響

サツマイモ腐植酸

外来オオアレチノギクから分離される糸状菌のとの除草活性

オオアレチノギク糸状菌

暖地雑草タチスズメノヒエから分離される糸状菌とその性状

タチスズメノヒエ糸状菌

キク科オオブタクサから分離される糸状菌とその除草活性

オオブタクサ糸状菌

📘 2020年度 卒業論文テーマ

サツマイモ多収品種シロユタカに内生する糸状菌フロラ

サツマイモ糸状菌

外来雑草マツヨイグサ類から分離される糸状菌について

マツヨイグサ糸状菌

カヤツリグサ科植物から分離される糸状菌とその除草活性

カヤツリグサ科糸状菌

外来水生雑草Salviniaの増殖因子とバイオコントロールの可能性

サルビニア水生雑草

果樹園で繁殖するツユクサ科雑草から分離される糸状菌の性状

ツユクサ科糸状菌

観賞植物として導入されたCoreopsisの生理生態と生物的制御の可能性

Coreopsis生態

南九州で繁殖するキク科外来雑草から分離される糸状菌フロラ

キク科雑草糸状菌

イネ科セイバンモロコシから分離される糸状菌とその除草活性

セイバンモロコシ糸状菌

📘 2019年度 卒業論文テーマ

ヒエ属から分離される糸状菌のヒメタイヌビエに対する除草活性

ヒエ属糸状菌

意図的導入植物 Lantana camara に発生する葉枯れの生物要因

ランタナ葉枯れ

海外逸出雑草イタドリに除草活性を示す内生糸状菌

イタドリ糸状菌

関東で発生するクログワイから分離される糸状菌の微生物学的解析

クログワイ糸状菌

要注意外来雑草ムラサキカタバミの内生菌について

ムラサキカタバミ内生菌

水田で発生する Lemna sp. の繁殖抑制要因と農薬による影響

Lemna抑制

抽水性外来雑草オオフサモの増殖因子と化学的防除

オオフサモ水生雑草

酢酸の除草活性と園芸植物に及ぼす影響

酢酸除草活性

浮遊性外来雑草ボタンウキクサの増殖因子と化学的防除

ボタンウキクサ水生雑草

資源植物生産学研究室

廣瀬 大介 教授

テーマ:まだ解明されていない、作物根系のナゾを読み解く。

資源植物生産学研究室 研究風景

施肥窒素の量や形態の差異が、作物根系の形成に及ぼす影響を明らかにして、より生産性の高い作物を作り出すための基礎的な知見を得ようとしています。
主な研究テーマとしては、種々な栽培条件の違いが、作物根系の構造と分布様相にどのような影響を及ぼすのか。フラクタル解析を用いて明らかにしています。
作物の生産性と根系の構造・分布様相の関係は、未だ解明されていないことが多いです。根系形態の解明は根気のいる研究ですが、その分、高い達成感が得られます。一緒に研究してみませんか。

廣瀬 大介 教授

廣瀬 大介 教授

研究分野:
園芸学分野【園芸生産環境専攻】

根の研究は、つい最近になって注目され始めた分野です。
このため、日々新たな発見に出会えます。

学生の声

学生写真

研究内容を何度も発表する中でプレゼン能力が身に付きました。

毎日、研究対象のイネの面倒を見ているのですが、日々成長する姿を見ることは何事にも代えられない喜びを感じています。
また、専攻演習では、研究について毎回発表を行うのでその準備をします。きちっとまとめて話すことにやりがいを感じるようになり、少しずつプレゼンテーション能力も身に付いてきたと思います。

中村充希さん
(宮崎県立宮崎南高等学校出身)

卒業論文テーマ一覧(廣瀬研究室)

📘 2024年度 卒業論文テーマ

(該当データなし)

📘 2023年度 卒業論文テーマ

施肥窒素の化合形態が水稲うわ根の発達様相に及ぼす影響

水稲窒素根系発達

📘 2022年度 卒業論文テーマ

培地と窒素形態の違いが水稲の生育と根系発達に及ぼす影響

水稲窒素根系発達

📘 2021年度 卒業論文テーマ

生態型が異なる水稲の穂ばらみ期以降の生育と根長におよぼすアンモニア態窒素と硝酸態窒素の影響

水稲アンモニア態窒素硝酸態窒素

📘 2020年度 卒業論文テーマ

最高分げつ期以降の水稲の生育と根長におよぼすアンモニア態窒素と硝酸態窒素の影響

水稲アンモニア態窒素硝酸態窒素

📘 2019年度 卒業論文テーマ

幼苗期の施肥窒素の化合形態と施用開始時期の違いが水稲の生育と根系発達に及ぼす影響

水稲窒素根系発達

農業経済研究室

姜 暻求 教授

テーマ:東アジアの園芸農産物貿易の実態を分析

農業経済研究室 研究風景

東アジアの園芸農産物貿易を研究しています。主な対象国は日本、中国、韓国です。
貿易は各国の生産・消費・流通のみならず、貿易当事国間の協定によって大きく左右されます。そのため、日中韓の諸事情を、インターネットや現地調査で、資料やデータを集めて分析しています。
主な研究テーマは、日韓の主な農産物生産費・卸売市場価格の比較分析や、青果物の産地及び、消費地・流通に関する日中韓比較研究など。
日本では近年、野菜消費量の20%、果実消費量60%が輸入品です。園芸農産物の生産者も消費者も、輸出入は切り離せない重要なテーマ。一緒に、東アジアの園芸経済について勉強しませんか。

姜 暻求 教授

姜 暻求 教授

研究分野:
園芸学分野【園芸生産環境専攻】

一緒に東アジアの農業・食料事情を勉強し、
この地域のフードビジネスで活躍する人材になりましょう。

学生の声

学生写真

将来、農業高校の教師として専門知識を分かりやすく伝えられる力を培いたい。

米農家は現在、米の価格競争に悩まされています。
解決策のひとつに自分で価格設定を行うことが出来る直売所があります。
そのため農産物産地直売所における販売流通システムに興味を持って専門的に学んでいます。
また、こうした研究の中で、マーケティング能力やデータ活用能力も身に付いてきたと思います。

古賀 航平さん
(福岡県立八女農業高等学校出身)

卒業論文テーマ一覧(姜研究室)

📘 2024年度 卒業論文テーマ

ブドウの一般経営と主産地モデル経営の比較分析

ブドウ農業経営

野菜作経営のスマート農業と一般農業の比較分析

野菜スマート農業

📘 2023年度 卒業論文テーマ

豆苗消費増加の要因分析

豆苗消費行動

宮崎県の稲WCS生産における協議会の役割ー協議会事例を通じてー

稲WCS協議会

The Development of the Durian Industry in Malaysia

ドリアンマレーシア

📘 2022年度 卒業論文テーマ

食品ロスに関する一考察~南九州学園・宮崎大学生活協同組合を事例として~

食品ロス大学生協

個人経営農家レストランの事例分析

農家レストラン経営分析

九州地域における水稲の温暖化対策比較分析

水稲温暖化対策

宮崎県ひなたGAPの特徴について

GAP宮崎県

直売所における生産者の出荷目的と価格設定

直売所価格設定

MAFFアプリケーションの利用実態に関する一考察

MAFFアプリ利用

📘 2021年度 卒業論文テーマ

福井県のコメ生産費節約について

コメ経営費

主産地露地ブドウ農家経営の労働節約について

ブドウ労働節約

果樹農業共済から農業収入保険への移行について

果樹農業保険

でん粉原料用甘藷と生食用甘藷の経営費比較分析

甘藷経営費比較

📘 2020年度 卒業論文テーマ

露地ブドウ農家の経営発展可能性

ブドウ経営発展

宮崎県の県外ゴルフ観光客が与える地域経済効果分析

ゴルフ観光地域経済

コーヒー2050年問題と我が国におけるフェアトレード

コーヒーフェアトレード

果実に対する消費者行動と消費拡大に関する一考察

果実消費行動

我が国における農福連携の現状

農福連携日本

我が国における肉用牛生産と価格動向について

肉用牛価格動向

📘 2019年度 卒業論文テーマ

農産物直売所のHealing機能構図に関する研究

直売所ヒーリング機能