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令和5年度卒業式・修了式を挙行しました

 2024年3月15日(金)、シーガイアコンベンションセンター 4階「蘭玉」にて南九州大学・大学院・南九州大学短期大学部合同の令和5年度卒業式および修了式が執り行われました。今年度の式典は卒業生・修了生をはじめ、ご家族や教職員も会場出席が可能な形態にて執り行われ、また学生スタッフや後輩の卒業を祝いに駆けつけたOBの姿も見られました。

 今年度は学部生243名、大学院生4名、短期大学部生53名、合計で300名が、それぞれ新たなステージへの一歩を踏み出します。

 式典では、学位記授与に続き、中瀬昌之学長より卒業生へ式辞が述べられました。

学長式辞

<抜粋>
 卒業にあたり、これから始まる新しい生活に期待を膨らませていることと思います。それぞれの分野で大きく活躍されることを願っています。一方で、これからの歩みの中で、もしかしたらあるときは自分の思惑通りに行かないこともあるかもしれません。
英語のことわざで「Adversity makes a man wise. 」ということわざがあります。日本語では、「艱難(かんなん)汝(なんじ)を玉にす」ということわざにもなっており、これは「逆境が人を賢くする」という意味です。
 思い通りに行かないことがあったとき、そのような状況を打開するためにどうすればよいかを考え、先を見越した対策を取ることなどにより、対応力を高めていってください。ときには家族・友人・職場の同僚・上司など周りにいる方々からの助言も参考にしてください。結果が出るまでは時間のかかることがあるかもしれません。困難な状況に陥っても忍耐を持って過ごし苦境を乗り越えるまで前向きに進んでいってください。

学長式辞全文(PDF)

 続いて、都城市総合政策部長の江藤様による来賓祝辞、来賓紹介、特別表彰が行われました。 その後、大学、大学院、短期大学部の総代よりそれぞれ答辞が述べられ、令和5年度の卒業式が終了しました。

答辞 ー 大学 ー

健康栄養学部 管理栄養学科 卒業生総代 奈須 有季菜さん

<抜粋>
これから私たちは、不安と期待を胸に抱きながら、それぞれの道を歩み始めます。その道のりは険しく、迷い立ち止まることもあるかと思います。しかし、そんな時には、南九州大学で得た知識や経験が道標となり、四年間苦楽を共にした仲間に背中を押してもらうことが、前へ突き進むための力となることでしょう。南九州大学で得た全てを糧に、ひたむきに一歩一歩直実に進み続け、「食、緑、人」に関する各々の専門分野で、社会に貢献して参ります。

答辞 ー 大学院 ー

園芸学・食品科学研究科
食品科学専攻 修了生総代 池田 直樹さん

<抜粋>
  私がより高度な専門性を修得するため、更なる学問探求の道に進もうと決意したのは学部3年生の頃、長田先生の講義で微生物の制御について興味を持ったことがきっかけです。
 大学院では、共同研究やティーチングアシスタント、学術論文の執筆など携わり、貴重な経験をすることができました。いずれも数多くの困難に直面してきましたが、それを乗り越えることが自己の成長につながったと実感しております。
 大学院の2年間のみならず、学部の頃から過ごしてきた南九州大学では、多くの出会があり、様々な出来事がありました。思い出深い6年間であり、自分を大きく成長させた唯一無二の財産といえます。うれしい時は一緒に喜び、落ち込んだ時は親身になって話を聞いてくださった先生方や友人、後輩たちの支えがあり、今日まで充実した日々を送ることができました。ここに感謝申し上げます。

答辞 ー 南九州大学短期大学部 ー

国際教養学科 卒業生総代 宮園 花菜さん

<抜粋>
  この二年間を振り返ってみると、様々な思い出が脳裏に浮かんできます。(中略)次に、国家資格の取得です。初めは覚えることが多く、不安な気持ちが強くありました。しかし、共に頑張る友人の姿を見たり、先生方が手厚くサポートしてくださったおかげで、合格を手にすることができました。熱心に指導してくださった先生方には非常に感謝しています。他にも、ホテルの視察やツアープランの企画など、様々な経験をさせて頂き、ホテルのことに関してや旅行業、観光業について多くの知識を得ることができました。また、人前で話すことが苦手だった私ですが、授業の中で、グループ活動やプレゼンの作成・発表など自分の意見を話す機会をたくさん与えて下さったことで、少しずつですが、抵抗なく自分の意見を発言することができるようになりました。

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