森林と人をつなぐ、地元・宮崎での挑戦

大学ではバイオの基礎から植物育種、樹木の観察・調査まで、幅広く学んできました。特に印象に残っているのは、「造園緑地実験」で行った樹木の選定や挿し木の成長観察、生育調査です。これらの経験を通じて、自然と人の暮らしをつなぐ緑の力を実感しました。地元・宮崎で生まれ育ったからこそ、森林の役割や環境保全の重要性を県民に伝えたいという思いが芽生え、宮崎県庁環境森林部を志望しました。将来は、森林や自然環境に興味をもつ子どもたちや学生の育成にも携わり、次世代の担い手を支えていける存在になりたいと考えています。進路に迷っていた私も、南九州大学の温かい支援のおかげで、自信を持って前へ進むことができました。