食品の【適正利用】 領域

地方から未来を創造する

ジツガク、
No.1へ。

食品安全学研究室/長田 隆 教授

テーマ:食品の安全性に関する研究

食品の品質管理など食の安全性に関連した研究を実施します。近年、食品産業を取り巻く社会環境の大きな変化に伴い、「食の安全」に関わる取り組みにも変化が見られます。その例として、食のグローバル化に対応するためのHACCPの制度化などが挙げられます。
当研究室では、消費者の立場に立ち、消費者に信頼され、安心して受け入れられる食品について、検討していきます。

長田 隆 教授

研究分野 食品の[適正利用]領域

「10℃で20日間保存できるチルド食品は、どの程度の加熱殺菌をすればいいの?」、「80℃で60分間の加熱殺菌した食品を2か月間保存するには何℃で保存すればいいの?」など食品の安全基準には曖昧な部分があります。さまざまな食品の安全性について、一緒に研究しましょう!

学生の声

食品の危害を分析し、安全に管理できるようにしたい。

企業と連携し、HACCP作成の支援を始めとした活動を行っています。食品の中に潜む危害を分析したり、重要管理点の評価を行います。実験を進めるなかで、チルド帯以下の温度で発育する細菌が見つかり、これは今後重要なサンプル資料となると思われます。企業レベルが研究でき、とてもやりがいを感じます。

興梠 太一さん (宮崎学園高等学校出身)

食資源利用学研究室/中瀬 昌之 教授 山崎 楓 助教

テーマ:食物アレルギーの原因成分の低減化と低アレルゲン加工食品の開発

当研究室では、食物アレルギーの原因成分を減らした原料を使ったり、アレルギーになりやすい材料を使用せずに加工する方法を模索し、アレルギー向け加工食品の試作開発を行っています。新しい食品を創り出す過程では、試作を繰り返しながら改良しています。アレルギーの原因成分の食品タンパク質に関する分析手法も用いながら研究を進めていきます。さらに、これまでにあまり利用頻度が高くなかった素材を使用した低アレルゲン加工食品の開発も行います。

中瀬 昌之 教授

研究分野 食品の[適正利用]領域

低アレルゲン化食品やアレルゲンを含まない食材を利用した食品開発を目指しています。新しい食品を創り出すために、試作を繰り返して改良していきます。どんな食品ができあがるかを想像しながらつくるのは楽しいですよ。

山崎 楓 助教

研究分野 食品の[適正利用]領域

これまで利用されていなかった農産物の未利用資源(葉や茎など)から健康機能性を持つものを探索し、作用メカニズムを解明しています。未利用資源が持つ隠された機能性を一緒に研究しませんか。

学生の声

非常食用のバウムクーヘンを試作しています。

特定原材料七品目不使用の非常食菓子製品を開発しています。私はバウムクーヘンを試作し、成分分析や一般生菌数を測定。見た目の改良はもちろん、もっとおいしくできるよう味の向上に向けて頑張っています。原材料の特徴を知ることがとてもおもしろいです。

川畑 彩香さん (宮崎県立宮崎農業高等学校出身)