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陳蘭庄教授が「第61回 宮崎日日新聞賞〈科学賞〉」を受賞

陳蘭庄教授が「第61回 宮崎日日新聞賞〈科学賞〉」を受賞しました

掲載日:2025年10月15日

南九州大学 環境園芸学部の陳蘭庄(ちん・らんそう)教授が、2025年度(第61回)宮崎日日新聞賞の科学賞を受賞しました。
本賞は、県民の幸福や宮崎県の発展に寄与した個人・団体を顕彰するもので、科学・文化・産業・教育・社会の5分野から選ばれます。

陳教授は、黒皮カボチャ「南九ブラックボール (NBB)」の開発を通じて、地域農業の発展と宮崎ブランド価値の向上に長年貢献してきました。
2007年から県総合農業試験場などと連携し、食味や収量、保存性に優れたカボチャの品種改良を重ね、約15年をかけて新ブランド「南九ブラックボール」を完成。
消費者ニーズと農家の収益向上の両立を目指すこの取り組みが高く評価されました。

黒皮カボチャを手にする陳蘭庄教授

「農家のため、地域のために続けてきた研究をこのように評価いただき光栄です。これからも宮崎の農業に少しでも貢献できるよう努めたい」

— 陳 蘭庄 教授

南九州大学は、今後も地域社会とともに歩み、食と環境の持続可能な未来づくりに取り組んでまいります。

黒皮カボチャ『南九ブラックボール』を手にする南九州大学 陳蘭庄教授(左)
黒皮カボチャ「南九ブラックボール」を手にする南九州大学 陳蘭庄教授(左)