「おいしい」は人を支える力になる

「食べること」は生きていくうえで欠かせない営み。栄養学や食品学を学びながら、私生活にも活かせる知識を身につけたいと思い、南九州大学に進学しました。

特に印象に残っているのは、3年後期の「食事計画論実習Ⅱ」。日南産カツオを使ったレシピを考案する課題で、私の「みそカツオ丼」が企業に採用され、店頭販売されることになりました。自分の料理が商品として並び、実際に販売される光景を見たときの感動は今でも忘れられません。

また、月に一度、地域の方々と川の清掃活動にも参加。ゴミが減り、川がきれいになっていく様子を目の当たりにし、地域とのつながりの大切さと達成感を味わうことができました。

将来は、管理栄養士として医療現場で活躍することを目指します。配属先の病院では、各病棟ごとに担当管理栄養士が配置され、患者さん一人ひとりの健康を支える栄養管理を行っています。今後は院内外の勉強会にも積極的に参加し、専門性を高め、認定資格の取得にもチャレンジしていきたいです。