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管理栄養学科 地域貢献

「宮崎県産かつおを美味しく食べる!」レシピ集第1弾が完成

 令和3年2月、宮崎県日南市の伝統的な漁法である「日南かつお一本釣り漁業」が日本農業遺産に農林水産省から認定されました(正式名称『造船材を産出した飫肥(おび)林業と結びつく「日南かつお一本釣り漁業」』)。しかし、その漁獲量に対して宮崎県内のかつお購入数量は2019~2021年の家計調査平均で全国10位と低調であることから、「日本農業遺産日南かつお一本釣り漁業保全推進協議会」の依頼を受けて、本学管理栄養学科の学生の手によるかつおレシピの開発に取り組むことになりました。
 令和3年度後期、管理栄養学科の正課授業「食事計画論実習Ⅱ」(長友 多恵子 准教授)で、「地産地消」や「郷土料理」を学ぶ一環として、2年生全員がかつおレシピ作成に取り組みました。かつおの捌き方や、新鮮なかつおの試食などかつおの知識を学習した後、学生が考案したレシピは40品にもなりました。これらのレシピは、学内の一次審査(書類審査)、二次審査(試作審査)で選定され、厳選した16品が今回のレシピ集に収載されています。どのレシピも管理栄養学科ならではのアイデア満載で、「かつおを美味しく食べる!」「もっと食べたくなる!」のではないかと思っております。
令和4年3月に県内のスーパーや飲食店で行われた初かつおフェアでも、この中から採用されたレシピがお惣菜やメニューとして提供されました。今回作成したこのレシピ集を使って、宮崎県民の皆さまにも、もっと「かつお料理」を作っていただき、健康増進や消費拡大に繋がると嬉しいです。

かつおレシピ掲載記事

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かつおレシピが掲載されました