食品開発科学科 環境園芸学科
学科横断で挑む地域ブランド開発
学科間連携科目「地域特産ブランド開発論」(第1〜5回)を実施
4月26日(土)、集中講義「地域特産ブランド開発論(第1回〜第5回)」が行われました。
この講義は、食品開発科学科と環境園芸学科の教員がオムニバス形式で担当し、両学科の学生が合同で受講する連携科目です。教員それぞれの専門性を活かしながら、食用作物に関する品質・安全性の確保や食品ロス削減の意識を高めることを目指して実施されました。学生同士の交流を深め、視野を広げることも目的としています。
今年度の受講生は、食品開発科学科17名と環境園芸学科7名。学年は2年生16名、3年生7名、4年生1名で構成されています。
講義初日は好天に恵まれ、学生たちは4〜5名ずつのチームを組んで活動。共同農園の設計や整備、栽培するハーブの選定について協力しながら取り組みました。実際に手を動かしながら作物と向き合う体験を通じて、学科の枠を越えた交流が自然に生まれました。
今後の予定は以下のとおりです:
- 5月17日(土):ピーマンの定植と座学
- 7月6日(日):4名の教員によるオンライン講義
- 7月27日(日):栽培したハーブを使った加工実習(ふりかけの試作)および成果発表
実践と講義を組み合わせたこの集中講義は、地域資源を活用しながら、将来の食と緑を担う人材育成を目指しています。