環境園芸学科 地域貢献 国際交流(国際貢献)
「チャレンジ農園」で田植え体験を実施しました
田植えで学ぶ農業と食の大切さ
2025年6月8日(日)、第6回「チャレンジ農園」田植え体験会を開催しました。
この取り組みは、都城市内にある田んぼをお借りして行われており、南九州学園の江夏由宇子理事のご厚意により実現しています。田植えの指導には、管理委託農家の松山様がご協力くださり、乗用田植え機の操作体験も行いました。
今回は、宮崎キャンパスからベトナム人留学生2名を含む学生14名と教職員7名、あわせて21名が参加しました。ほとんどの学生にとって初めての田植え体験でしたが、松山様の丁寧なご指導により、全員が安全に、かつ楽しく田植えを終えることができました。
また、江夏理事は2日前から準備を進め、参加者全員に手作りのお弁当をふるまってくださいました。ベトナム人留学生を含む学生たちは、田植えの前に「お弁当詰め」の体験も行い、日本の食文化に触れる貴重な時間となりました。
田植えのあとは、江夏理事のご自宅に伺い、心のこもった手作りの弁当や豚汁、おにぎりを全員でいただきました。自然の中で身体を動かし、手間をかけて育てる作業を実際に体験したことで、学生たちは日本の農業や食のありがたみについて深く学ぶことができました。
今回の体験を通じて、多くの学生が「食を支える農業」への理解を深めただけでなく、地域の方々との交流を通じて温かいつながりを感じることができました。
このような貴重な学びの場を提供してくださった松山様と江夏理事、そして関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
チャレンジ農園とは?
「チャレンジ農園(稲作部門)」は、2020年度から江夏理事のご厚意により始まりました。コロナ禍でアルバイト収入が減った留学生や、日本の農業に関心を持つ学生を支援することを目的としています。管理農家の松山様の指導のもと、学生たちは田植えから稲刈りまで、稲作の一連の作業や農業機械の操作を体験できます。
令和4年度からは「農業女子プロジェクト」参加学生も加わり、毎回にぎやかで実りあるイベントとなっています。