地域貢献
宮崎北警察署より感謝状授与
7月28日、南九州大学短期大学部の学生および呉海鍾教授が取り組んでいる宮崎繁華街健全化推進活動の功績が評価され、宮崎北警察署より感謝状が授与されました。今回の感謝状は、3年間にわたるPBL(Project Based Learning / 課題解決型学習)型授業の地域貢献プロジェクトにおける、科学的調査から政策提案及び行政制度化までの一貫した取り組みが評価されたものです。
■これまでの活動
学生及び呉教授は、「ニシタチ地区におけるデジタルサイネージの光害・騒音」について2年間科学的調査を実施し、「魅力あふれるクリーンな繁華街作りのための連絡会議」においてその成果を報告してきました。また、行政制度化に向けた動きとして、2023年11月22日に開催された第2回会議では、宮崎市のガイドライン作成に関する政策提案を行いました。
これらの活動は、デジタルサイネージの騒音・光害問題に関する 政策ガイドライン提言へと発展し、令和7年8月より施行された 「宮崎市デジタルサイネージガイドライン」 の策定・公表に繋がりました。
本ガイドラインは屋外広告物条例・施行規則に基づき、「音」「光」「動き」の観点から景観誘導を行うという内容で構成されており、本学学生および呉教授の功績に対する謝辞も記載されています(P13)。
南九州大学では、今後も様々な形で地元・宮崎へ貢献できる人材の育成に取り組んで参ります。