環境園芸学科 地域貢献
陳教授が宮日賞科学賞を受賞

本学環境園芸学科の陳蘭庄教授(蔬菜園芸学研究室)が、各分野で優れた功績を挙げ、宮崎県の発展に貢献した個人や団体を顕彰する「第61回宮崎日日新聞賞」の「科学賞」に選ばれました。宮崎日日新聞賞は、同紙創刊25周年を記念して1965(昭和40)年に創設され、これまでに285個人、240団体が受賞しています。陳教授は、宮崎市の宮日会館で10月17日に開かれた贈呈式に出席し、宮崎日日新聞社の見山輝朗社長から、賞状と副賞を受け取りました。
陳教授の研究について
陳教授は2007年から宮崎県の在来野菜の復活と進行に取り組んでおり、これまで、日向カボチャや佐土原ナス、糸巻大根など、七つの新品種を農林水産省に品種登録出願しています。
昨年度からは、日向カボチャの新品種「南九ブラックボールNo.3号」の栽培が県内各地で始まっていることなど、地域ぐるみで農業振興、地域活性化に取り組んでいることなどが高く評価されました。
【陳教授 受賞コメント】
「地道に取り組んできたことが評価され、望外の喜び。一緒に取り組んできた学生たちに感謝の気持ちでいっぱい」
南九州大学では、今後も郷土文化の継承に根ざした研究を進めてまいります。




