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環境園芸学科 地域貢献

日本造園学会九州支部大会で研究発表

11月15日、別府国際コンベンションセンターにて開催された「(公財)日本造園学会九州支部 令和7年度別府大会 ~学会創設100周年記念大会~」において、本学環境園芸学科造園学分野を専攻する学部生8名が研究発表を行いました。
創設100周年という節目の大会において、本学学生が主体的に研究成果を発表したことは、造園学分野の未来を担う人材育成の観点からも大きな意義を持つものです。

発表者は、造園計画研究室関西剛康教授所属の7名と庭園デザイン研究室牧田直子准教授所属の1名で、口頭発表5題、ポスター発表3題を通じて研究成果を積極的に発信しました。会場には九州大学筑波大学長崎大学熊本県立大学京都府立大学東京農業大学福岡大学など、全国の大学から多数の研究者及び学生が参加し、本学学生の発表にも高い関心が寄せられました。

■発表一覧


【口頭発表】
1.江島 多希人(4年・佐賀農業高校出身)
LIDER機能を有するタブレット型情報端末による庭園空間の3Dモデリングと植栽管理への応用
2.山田 沙弥(4年・松江農林高校出身)
名勝水前寺成趣園における庭園様相の近代的変容
3.後藤 つかさ(4年・伊予農業高校出身)
阿波岐原森林公園におけるマツ枯れ被害後の防潮林再生に関する計画的植栽
4.三重野 桃加(4年・都城泉ヶ丘高校出身)
橘公園の形成過程を踏まえた生整備の展開 -植生特性・景観性・持続可能性を踏まえた植栽計画の構築-
5.黒岩 明莉(4年・宮崎農業高校出身)
地域景観施策における市民団体の役割 -美しい宮崎づくり登録団体10年の検証-


【ポスター発表】
6.小林 哲也(4年・綾部高校出身)河端 桃華(4年・熊本農業高校出身)
木城町公園整備における実施設計の展開(その1)-専門連携による施設設計の具体化-
7.河端 桃華小林 哲也
木城町公園整備における実施設計の展開(その2)-専門連携による植栽設計の具体化-
8.森 陽紀(4年・四日市農芸高校出身)
都城島津邸日本庭園における歴史的配慮に基づく植栽維持管理に関する研究 -古写真と景観構成の検証を踏まえて-

これからも、南九州大学は学生の研究活動を積極的に支援し、学術的成果を社会へ広く発信してまいります。