トピックス

地方から未来を創造する

ジツガク、
No.1へ。

管理栄養学科 地域貢献

管理栄養学科が食と運動の大切さ啓発

12月7日(日)、宮崎西地区交流センターで開催された「健康ふくしまつり」中央西まちづくり推進委員会主催)に、本学管理栄養学科竹元明子准教授臨床栄養学原口直樹講師栄養教育、学生4人が参加しました。
今回は「栄養と運動」をテーマに、健康啓発活動を通して地域の皆さんと交流を深めました。

会場では、来場者が自分の食生活を客観的に振り返ることができる体験型プログラムを展開しました。
食品サンプルを用いた「フードモデル」や、食事内容を数値化して分析できる食事評価システムを活用し、不足しがちな栄養素を視覚的に理解できる仕組みを紹介しました。学生はパンフレットを手に、一人ひとりに食生活改善のポイントを分かりやすく説明することで、大学の講義で学んだ知識を実践に結びつける貴重な機会となりました。

また、握力測定コーナーでは、年齢別の平均値と比較することで自身の体力を確認し、握力向上に向けた簡単な運動や昇降台を使ったトレーニングを体験してもらいました。日常生活に無理なく取り入れられる運動習慣づくりの重要性を伝える内容となりました。
このほか、子ども向けの輪投げゲームや記念品の配付も行い、親子連れを中心に多くの地域住民が楽しみながら健康への理解を深める姿が見られました。

本イベントを通して、参加者は「食」と「運動」が健康づくりに密接に関わっていることを実感できたと思います。また学生にとっても、地域の方々と直接交流しながら栄養指導や運動指導を行うことで、管理栄養士としての社会的役割を改めて認識し、専門職に求められるコミュニケーション能力や指導力を磨く貴重な学びの場となりました。

南九州大学は、これからも地域の皆様との支え合いを大事にしながら、学生たちの学びをよりよいまちづくりに還元できるよう、様々な取り組みを進めて参ります。