地域貢献 子ども教育学科
子ども教育学科・遠藤ゼミ MRT環境賞を受賞
子ども教育学科の遠藤晃教授のゼミが、2025年度MRT環境賞「キラリと光る活動賞」を受賞しました。
MRT環境賞は、MRT宮崎放送が郷土宮崎の環境保全を推進する目的で2001年に創設したもので、今年で25回目になります。
今回は、激減したニホンカモシカを保護するというテーマの持続可能な開発のための教育(ESD)とESDの教材づくり、そしてESDを担う保育者・教育者を育成する遠藤教授の活動が高く評価されました。
■ESD指導者の育成
遠藤教授は、2002年から「身近な自然を教材とした科学教育」や「自然と人間の共生のためのESD」に取り組み、2010年より本学子ども教育学科で「探究」やESDを指導できる保育士や教員の育成に尽力されています。
プログラムに参加する学生たちは、知識をインプットするのではなく、子どもたちの気づきを尊重した教材(カモシカ絵本やカモシカすごろく)を制作し、保育所や小学校で実践を重ねながら教材と指導法のブラッシュアップに取り組んでいます。
今回の受賞は、卒業生や学生たちにとって、これからの保育・教育活動の励みとなると思います。
■遠藤教授のコメント
今回は「遠藤ゼミplus」という団体名で受賞しましたが、この団体名の「plus」には遠藤ゼミ以外の学生、綾町やユネスコエコパーク、カモシカに関わる様々な方々、綾や大分の小学校の子どもたちや先生方などさまざまな方達への想いを込めています。
全員で取り組んできたこの活動を評価していただき、嬉しい限りです。
教育(ESD)はSDGsの17の目標すべての実現に影響を与えるとされ、保育者・教育者のESD指導力向上は世界的な課題となっています。小さな大学の小さな取り組みと思われがちですが、遠藤ゼミでは、大きな視点で世界に貢献できる、そんな教育・研究を日々実践しています。
■受賞理由(MRT宮崎放送HPより)
九州のカモシカが激減し、近い将来、絶滅するのではないかという危惧が高まっています。
南九州大学の人間発達学部、遠藤ゼミでは、カモシカはどんな野生動物で、どれほど貴重なのかを、次世代を担う児童たちにまず知ってもらおうと、保育園・小学校教育のための教材づくりを始めました。
その手法はSDGsの根幹をなすESD(持続可能な開発のための教育)指導者を育成するという、全く新しい教育方法です。いわゆるカモシカの専門家でも気づかなかった、新しいカモシカ保護活動を実践し始めたという意味で、キラリと光る活動賞に選ばれました。
この教育活動が実を結び、いつの日か九州におけるカモシカが絶滅の危機を脱することを切に願っています。







