管理栄養学科 地域貢献
公認スポーツ栄養士 中村さんが講義
7月5日、本学大学院食品科学専攻1年で公認スポーツ栄養士の中村優太さんが、宮崎ワールドアスリートプロジェクトの一環として青島少年自然の家で行われた、アスリート食に関する講義の講師を担当しました。
中村さんは、2023年に宮崎県初の公認スポーツ栄養士に認定され、スポーツ栄養学という観点からアスリートを支援する活動を行っています。
今回は、HPSCパッケージサポートスペシャリストとしてHPSCパッケージ(栄養分野)を活用し、宮崎ワールドアスリートプロジェクトの中学生へトップアスリートになるための食事・栄養の重要性について講義を行いました。
HPSC(ハイパフォーマンスセンター)とは?
HPSCとは、オリンピック競技とパラリンピック競技を一体的に捉え、国立スポーツ科学センター(JISS)とナショナルトレーニングセンター(NTC)が持つスポーツ医・科学、情報分野の研究支援及び高度な科学的トレーニング環境を提供し、ハイパフォーマンススポーツの強化に貢献する施設です。
また、HPSCパッケージとは、スポーツ医・科学、情報分野からのサポート・講習会で用いた資料やアプリケーションをはじめとするHPSCのノウハウ・知見をパッケージ化したものです。
栄養分野のパッケージは、管理栄養士かつ公認スポーツ栄養士であり、HPSCパッケージ研修プログラムを修了したHPSCパッケージサポートスペシャリストに登録された方が使用できる栄養指導ツールです。
中村さんは、当該指導ツール使用の要件を満たしているため、この方法で講義を行うことができました。
これまでは東京でしか聞くことのできなかった貴重な講義を受けられる機会ということで、参加した中学生やその保護者はメモを取りながら真剣に耳を傾けていました。
宮崎から世界に向けて羽ばたくジュニアアスリート及びそれを支える人材の、これからの活躍が期待されます。
この内容については、中村さんの公式Instagramでも紹介されていますので、以下のリンクより是非ご覧ください。