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大学院研究科

大学院学術講演会「ラオスの豊かな昆虫食とSDGsのリアル」を開催

7月25日(月)に、令和4年度 第1回大学院学術講演会が開催されました。

この講演会は農学や生物学の分野の第一線でご活躍されている先生を講師にお招きして、毎年1~2回行っているものです。今回は、NPO法人食用昆虫科学研究会理事長であり日本最大手の昆虫食専門会社の技術顧問を務められている佐伯真二郎先生をお招きして「ラオスの豊かな昆虫食とSDGsのリアル」という演題で講演をしていただきました。貧困にあえぐラオスの農村部での佐伯先生のご経験や、誤解されがちなSDGsの本来の目標について紹介されました。現在ラオスで展開中の昆虫食文化の普及に向けての活動、世界の環境問題解消や農業の未来像など、学際的な内容が盛りだくさんのご講演でした。

ご講演の後には、活発な質疑応答がなされ、佐伯先生が多方面からの質問に論理的に答えているのが印象的でした。両キャンパスから約120名の参加があり、参加者の多くが、日頃は接することがない分野に接することができ、有意義な時間となりました。

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